TRFのSAM、バカ売れ「ダンササイズDVD」の意外なギャラの使い道とは?
安室奈美恵の事務所独立騒動は、いまだ波紋を広げている中、安室の元夫であるTRFのSAMは、人知れず自分の店をオープンしていたという。離婚後も第一線のアーティストとして活躍する安室に比べて、近年ではバラエティ出演や振り付けといった“副業”に精を出している印象のSAMだが、その本心とは?
「SAMは今年に入ってから、六本木に会員制のバーをオープンしたそうです。当然、一見客はお断りのため、訪れるのは親しい関係者や友人のみ。ビジネスというよりは、仲間内で落ち着ける場所を作りたかったようです。その資金は当然、大ヒットを記録した“エクササイズDVD”による収入でしょうね」(芸能プロマネージャー)
TRF結成20周年の2012年には、4カ月連続の作品リリースや全国ツアーなど大々的な活動が行われていた。しかし、中でもひときわ世間の注目を浴びたのは、ダンスメンバーのSAM、ETSU、CHIHARUが「EZ DO DANCE」など大ヒット楽曲に合わせて、オリジナルのエクササイズダンスを指導するDVD『イージー・ドゥ・ダンササイズ』だった。通販番組で同DVDが紹介されると、ネット上は失笑があふれ返ったものだが、結果的にTRFの “代表作”クラスにまで売り上げを伸ばした。
「9,900円のパッケージがミリオン突破という大ヒットで、同年のエイベックスの売り上げをV字回復させたとまで言われています。しかし関係者は、SAMの本心はやはり“本職”であるダンサーに向いており、DVDの仕事は単なるお小遣い稼ぎ程度なのだろうと思っていたんです。なので、この爆発的なヒットを受けて、今後はさらに後進の育成やダンスレッスンなどにも注力するのかと思いきや、着手したのは飲食店の経営。『もはやダンサー業はアルバイト感覚なのか』という呆れた声も出ていますよ」(同)
かつてSAM は、SMAPやV6ら、ジャニーズの振り付けやコンサート制作でも名前が挙がっていた。「近年でも東方神起のコンサートで、演出家として活動していましたが、本人の目指す先はもう現在のミュージックシーンにはないのかもしれません」(同)という。
今年1月には、一部週刊誌で20代後半女性との交際を報じられていたSAM。メガヒット曲を連発し、歌姫と電撃結婚を果たした当時からは想像もつかない人生となってしまったことだろうが、予想外のDVD収入からのバーオープンと、こと私生活に関しては満足な結果を出せているのかもしれない。
(須田恭也)