コラム
噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第233回】

“ハレンチ坊主”山本圭一、寺修行中も性欲三昧! 噴出する「吉本復帰」反対勢力

2014/08/19 20:10
「女性自身」9月2日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 「週刊文春」(文藝春秋)が報じた氷川きよしの元マネジャーへの暴行事件に進展が。氷川を暴行容疑で、そして元マネジャーも恐喝未遂容疑でともに書類送検されるという。どっちもどっちとの判断なのだろう。しかし氷川大好き媒体の女性週刊誌(特に主婦と生活社「週刊女性」)は、おそらく完全無視するだろう。氷川の暴力や性癖も怖いが、そんな彼にひたすら寄り添う女性週刊誌も怖い。

第233回(8/19発売号より)

1位「美元 女優引退&海外セレブ妻のマル秘決断!」(「女性自身」9月2日号)
2位「山本圭一 『密教修行』の渦中に“肉欲全開” 二股愛のア然!!」(「女性自身」9月2日号)
3位「明菜 5年ぶりのアルバム大ヒットも“新曲”収録は2年前の『怪』」(「週刊女性」9月2日号)
※「女性セブン」は合併号休み。

 なんだか“あの人は今”的記事が上位を占めてしまったが、合併号明けで休みボケかも。しかし、久々にそのお名前を見たのが美元。「自身」もかつては熱心に高嶋政伸・美元離婚問題を追っていたが、そんな美元の“その後”は確かに知りたいことではある。

 政伸との離婚成立後美元はシンガポールのお金持ち投資家を見事にゲットし、“お揃いTシャツ”デートを昨年7月に「自身」に報じられている。それから1年、美元は彼のいるシンガポールや日本を行ったり来たりしていたようだが、ついに今年8月に「完全移住」を決意したらしい。「自身」では、美元が実家から引っ越す様子をレポートしているが、それによればアジア系外国人を含む女性2人にお手伝いしてもらいながら、「海外引越し」用のトラックで無事作業を終えたらしい。アジア系外国人とはおそらくシンガポールでは常識の“お手伝いさん”なのだろう。さすがアジアン・セレブ。しかも、あの泥沼離婚激も今は昔、多分前夫よりずっとお金持ちの恋人(婚姻届を出したかどうかは不明だが)とシンガポール生活。さすが美元である。

 だが「自身」のすごいところは、当の美元を直撃することなく、前夫・高嶋政伸を直撃取材していることだ。なかなか意地が悪い(笑)。美元が海外移住することを知っているか? の質問に政伸は「知りません」「特に何も言うことはない」と言い、少しはにかんだらしい。「よくもあんな女と付き合う男がいるもんだ」なんて思ったかどうかは不明だが、政伸はおそらく全然知りたくもなかった美元の近況を「自身」に知らされてしまったのだろう。

 だが今回の記事で一番面白いのは、「自身」が昨年掲載した美元と金持ち恋人のペアルックツーショット写真を、今回も再び掲載していることだ。2人が着ているTシャツにはミッキーマウスがプリントされていて、通常の女性週刊誌ならば、これについて何らかの言及(恥ずかしいとかの揶揄)をするのが当然と思われる。しかし昨年も、そして今回もミッキープリントのお揃いTシャツ写真を掲載しながら、「自身」は“ミッキー”という存在をまるで無視するかのように、一切これに言及していないのだ。おそらく人気のディズニーランド紹介グラビア企画などでお世話になり、懇意にしている口うるさい東京ディズニーリゾートに「自身」が“配慮”したと思われる。逆に考えれば、美元のイメージが世間にとって、そして企業にとってもいまだ最悪だという証明なのだろう。ディズニータブーを垣間見ると同時に、世間にとって美元のイメージを再確認させてくれる記事だったが、それは美元自身が一番よく理解しているのだろう。

 女優を引退し海外移住を選んだ美元は、単なる変わった女ではなかった。結構な策略家だったとあらためて感服した。

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