日本テレビの立役者・水卜アナ、絶好調の先に案じられる女子アナ界の「よからぬウワサ」
今年もいよいよ放送が近づいてきた『24時間テレビ37「愛は地球を救う」』(日本テレビ系、8月30~31日)。メインパーソナリティは関ジャニ∞が務め、チャリティマラソンはTOKIO・城島茂がランナーに選ばれた。中学1年のとき、校内マラソンで1.5kmを走ったのがこれまでの生涯最高走行距離という城島が当日は何キロ走れるのかに注目が集まっている。
今回の24時間テレビでもう1人注目したいのが、羽鳥慎一とともに総合司会を務める水ト麻美アナウンサーだ。先月行われた制作発表会見では、着ていたチャリTシャツが“ピチピチ”であることを周囲に突っ込まれ、「思ったよりキツかった。すみません」と謝罪。このように、敵を作らないルックスとキャラクターで一躍、日本テレビの顔に躍り出たのは言うまでもない。
「思えば、水トが台頭してくる前の日本テレビの女子アナ代表格といえば西尾由佳理という、理知的でいかにも“デキる”イメージのアナウンサーでした。そういった少し硬かった日テレの女子アナのイメージを一気に覆し、局そのもののイメージアップにも貢献した水卜は偉大な立役者。西尾は7年連続で『24時間テレビ』の総合司会を務めたが、おそらく水トも、同じように毎年夏の顔になっていくことでしょう」(芸能ライター)
さらに日本テレビのアナウンス部部長で、出世街道を登り詰める存在と思われていた木村優子アナウンサーが、突如として子会社に出向。「女子アナのタレント化」をあまり良しとしなかった木村アナの“左遷”によって、アイドルアナ・水トの黄金時代に拍車をかける格好となった。だが、そんな好調ぶりも残り数年だと見る向きもある。
「テレビ業界には、『女子アナ30歳定年説』という、よからぬうわさがあります。木村女史の考えではありませんが、アナウンサーとは本来、ルックスやキャラクターでその賞味期限が決められるものではありません。ただ女子アナは、『女子』呼びでわかる通り、“若さ”が売りのようなところがある。そこで出てくるのが30歳というデットライン。今一番稼いでいると言われているフリー女子アナの高橋真麻も31歳でフジテレビを退社しましたし、現在ナインティナイン・矢部浩之の妻である青木裕子も29歳でTBSを退社しています。アヤパンの愛称でフジテレビを支えてきた高島彩でさえ、2010年、31歳でフリーに転身しました。言葉は悪いかもしれませんが、テレビ局のマスコットキャラクター的な女子アナという立場から、本来の“女性アナ”として羽ばたくターニングポイントとなる年齢なのです」(芸能ライター)
だが、フリーに転身できるだけの人気があればいいが、そうでなかった場合、アナウンサーとはまったく関係のない違う部署に配属されてしまうこともあるという。
いずれにしても現在27歳の水トアナにとって、そんな悪しき慣習の「30歳定年説」まで3年ある。一時はフリー転身説も報道されていたが、今後どんな決断を下すのだろうか。また、食いしん坊キャラを封印するときは来るのか楽しみに待ちたい。