「森くんよく書いてくれたな」SMAP・中居正広、『27時間テレビ』のアノ手紙に感謝
先日放送のラジオ番組で『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』(フジテレビ系、7月26~27日放送)の出演中に痛み止め薬を服用していたことを明かしたSMAP・中居正広。8月9日放送の『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)では、後輩のKis‐My‐Ft2と出演した『27時間テレビ』内のコーナー「スマップBUSAIKU!?」や、元メンバー・森且行からの手紙に言及した。
前週のラジオでは『27時間テレビ』終盤のライブで、マイクを持てないほどボロボロな状態だったと振り返った中居。さらに9日の放送では、ライブ中は意識が朦朧としながらも「俺、このままステージでぶっ倒れたら……いや、これも“本望なのかなぁ”」と、感じていたことを告白。体調面を含め、それだけ全力で番組作りに挑んでいたのだろう。
また、中居は「放送の直前に決まったことがある」として、『27時間テレビ』内で放送された『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)の特別コーナー「スマップBUSAIKU!?」の裏話を語り出した。同コーナーではキスマイ・北山宏光がMCを務めたが、当初はスタッフから中居が司会をやるようにと指名されていたという。しかし、通常の番組では北山が中心となって進行しているため、中居の頭には「『キスマイBUSAIKU!?』で僕が仕切るのはそもそもいいことなのかな?」と、疑問が浮上。自身が司会を務める『UTAGE!』(TBS系)の収録で本人に会った際にその話を持ちかけると、北山は「(司会を)やりたいはやりたいです」と、意欲的な姿勢を見せたという。それに対し、中居は「北山なりの進行でいいと思う」とアドバイスし、
「『大丈夫だよ。俺が全部フォローしてやるから』って、ちょっと格好良く言った(笑)。で、北山になったのかな。それが、3日~4日前だから。でも、(当日は)やっぱり立派に仕切ってましたからね。ビックリしましたよ。尋常じゃない緊張感がひしひしと伝わってきましたけども。(中略)でも、北山が『やりたい』って言うことの方が大事だなと思いながら」
と、中居は放送前の北山とのやり取りとともに、当日の司会ぶりを称賛。『27時間テレビ』でも中居が語っていたが、今回のMCについては、北山の方から「できなくてSMAPさんに迷惑掛けるのは嫌ですけど、チャレンジしてみたいです」と名乗り出ていたという。「その“熱さ”が俺はスゲーうれしかったね」と、語っていた中居だけに、期待に応えてくれた北山の姿にはいたく感動したようだ。
そしてラジオ最後には、45分間のライブ終了後、フジテレビまで徒歩で移動する最中に読み上げられた、元メンバー・森からの手紙の話に。手紙は5人それぞれに対するメッセージと「僕の友達は5人以外にいません。SMAP最高」という心温まる言葉がしたためられており、イヤホン越しに手紙の朗読を聞いていた中居は、タオルで涙を拭う場面も見られた。大切な仲間からの手紙は“反則”と言わんばかりに「あれはダメだろ~」と切り出し、
「でも、森くんも『よく書いてくれたな』というか。しっかりメッセージを(書いてくれて)、けっこう長文だな~と思いながら。歩いててもやっぱりしんどかったですけど、なんか最後に向かっては、キレイなエンディングを迎えることができたんじゃないかな」
と、振り返っていた。オープニングからメンバーの「生前葬」で始まり、長年タブーとされていた森の“登場”が実現するなど、前代未聞だらけだったSMAPの『27時間テレビ』。中居やSMAPメンバーが残した功績は、今後のテレビ史に刻まれることだろう。