「枯れている姿もいい感じ!」、ハリソン・フォードにそっくりな犬が発見される
35歳の時に『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役をオーディションで獲得し、同作の世界的ヒットと共に大ブレイクしたハリウッド俳優のハリソン・フォード(72)。俳優としては遅咲きだったが、独特の哀愁溢れる雰囲気や男らしさがインテリなヒーロー役や正義の味方役にぴったりで、『インディ・ジョーンズ』シリーズや『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985)、『逃亡者』(93)、『エアフォース・ワン』(97)など数多くの大作映画で主役を演じてきた。
ハリソンは、「少年のような茶目っ気」と「大人の男の色気」の両方を持つ恵まれた役者でもあり、出世作となった『スター・ウォーズ』では右の口角を上げるハンサムスマイルで世の女性たちをノックアウト。このスマイルは彼が無意識にしてしまうクセでもあり、若い頃は「ハンサム」だと騒がれ、年配になってからは「渋い」と幅広い年齢層の女性を虜にしてきた。そんなハリソンのチャームポイントといえる顔の特徴と雰囲気をバッチリとらえた犬が発見された。
米ゴシップ芸能サイト「HollywoodGossip」によると、今月1日、スコットランド在住のTwitterユーザー「@IAmHellsBells」ことへリーが、「ハリソン・フォードに似た犬を見たい? もちろん見たいわよね。だってここはインターネットだから!」とツイート。1匹のゴールデン・レトリバーの写真を添付し、ネットユーザーたちの注目を集めた。ゴールデン・レトリバーは、行儀良くお座りをし、前をじっと見つめているのだが、右の口角を上げるハンサムスマイル、つぶらだけれど目力のある瞳、ぼさぼさなヘア、哀愁が漂う雰囲気と、なにもかもがハリソンにそっくり。首輪には赤いハートの名札らしきものが付いており、きれいにブラッシングされているものの、毛並みの状態から老犬だろうと推測される。この「いい感じに枯れている姿」も70歳を越えているハリソンに激似なのである。
米版「2ちゃんねる」である人気掲示板「reddit」にはすぐに“ハリソンのそっくり犬”スレッドが立ち上げられ、「思ってたより似てた」「だらっとした感じがそっくり」「(毛だらけ=ヘアリーだから)ヘアリーソン・フォードだ!」など意見が飛び交った。『スター・ウォーズ』で銃を構えるハン・ソロを“そっくり犬”の顔に入れ替えたコラ画像も貼られ、これには多くのネットユーザーたちが「違和感なし」と納得。
世界最大のバイラルメディア「BuzzFeed」も、ハリソンの代表作のキャラクターを“そっくり犬”の顔に入れ替えたコラを複数作成。強引に作ったものもあるが、見れば見るほどハリソンにそっくりで、なんとも不思議な気持ちになってくる。
セレブに似ている動物がいるというウワサは、実はネット上でよく話題になるネタである。「毛が伸び放題のアルパカがテイラー・ロートナーに激似!」「ウィリアム・H・メイシーに雰囲気がそっくりの小型犬を発見!」「流し目をしているパリス・ヒルトンは、きりんに似ている」「オールバックにしたニコラス・ケイジは鷹にそっくり」とネットを騒がせたこともあり、第43代アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュは「スピーチで口をとがらせるところがチンパンジーそっくり!」と比較写真つきで話題となり世間を大喜びさせてきた。しかし、今回ほどセレブの特徴を押さえている動物はまれであり、“ハリソン・フォードそっくり犬”はとてもレアな存在だと感心する声が多数上がっている。
一方、ハリソンは、6月に『スター・ウォーズ』シリーズ最新作の撮影現場事故で左足首を骨折してしまったが、順調に回復。7月末にはギブスはしているものの松葉杖などには頼らず自力で歩く姿がパパラッチされ、ファンをほっとさせたばかりだ。同作品は予定通り2015年12月18日に全米公開するとのことで、来年後半にはプロモーションや上映プレミアで、そっくり犬のようなハリソンの渋いセクシースマイルを見ることができるだろう。