フジテレビ「土ドラ枠」も廃止! 打ち切り報道続出で「局内はリーク犯探しに躍起」
『新堂本兄弟』『僕らの音楽』『クイズ30~団結せよ!~』『ワンダフルライフ』など、9月での番組終了報道が相次ぐフジテレビだが、これ以外にも数多くの番組の打ち切りが内定しているという。しかも、番組だけではなく、連続ドラマ枠までも廃止されるというから驚きだ。
「終了するドラマ枠は、4月に沢尻エリカが8年ぶりに地上波連ドラ主演を務めた『ファースト・クラス』や、現在はHey!Say!JUMP・中島裕翔が初主演を務めている『水球ヤンキース』を放送中の、通称『土ドラ』枠。10月からは、以前と同じくバラエティ枠に戻るようです。『水球ヤンキース』は深夜枠ながら初回8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、また『ファースト・クラス』も沢尻の人気再燃につながったと注目を集めるなど、話題性のある枠だけに、廃止には『どうして?』という声が上がっています」(フジテレビ関係者)
フジテレビでは、先頃から「開局以来」と言われる未曾有の大人事が話題になっている。社員3分の2にあたる1,000人の人事異動が断行され、次期社長とも言われた常務が編成から外され、名物だったバラエティプロデューサーが「スタジオ所長」という謎の肩書きになるなど、業界内では衝撃が走っているという。
「現在、各メディアには、打ち切りや新番組などの情報が次々と寄せられているようです。これは閑職に追いやられてしまったスタッフが、なかばフジへの嫌がらせ的に情報をリークしているものとみられており、現在局内では、犯人探しで躍起になっていますよ」(同)
新社長である亀山千広氏は、7月の定例会見で、テレビ朝日と日本テレビに視聴率で水をあけられていることについて「(視聴率)2位に入っていなければ決勝進出できないのであれば、PK戦でもいいからとりあえず2位にしがみつきたい」と語り、その打開策が今回の人事だとしていた。
「人事と編成では思い切ったのに、打ち切り報道が出てしまうたびに、不毛な犯人探しが行われ、局内のモチベーションは下がる一方。最悪の空気ですよ。今後も、話題の番組の打ち切り報道が出ることでしょうが、その度に情報漏洩の対策会議や説教大会が行われるのかと、現場からは悲鳴が聞こえてきています」(同)
大人事に続いて、相次ぐ番組の打ち切り――激震に次ぐ激震のフジテレビだが、この大胆な打ち切り作戦は、成功につながるのだろうか?