SMAP・中居正広、『27時間テレビ』舞台裏を激白! 「マイク持てない、痛み止め飲んだ」
7月26~27日に放送された『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で見せた疲労困憊な姿が話題になったSMAP・中居正広。ファンの間では「ケガをしているのではないか」と心配される中での出演だったが(既報)、ラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送、8月2日放送)で、『27時間テレビ』の裏話を明かした。
同番組の総合司会を務めたSMAPは、終盤で「45分3秒のノンストップライブ」に挑戦。41歳の中居は最初こそキレのある動きを見せていたが、不眠不休の上に野外でのライブだったこともあり、曲中でステージ上に座り込む、ステージ袖に戻るなど、つらそうな様子に。Twitterには「中居くん死にそう」「大丈夫か」と、心配の声があふれ返っていた。
そんなSMAPは『27時間テレビ』の前日に『ミュージックステーション 真夏の最強ライブ 3時間SP』(テレビ朝日系)に出演。中居がラジオで明かしたところによると、『Mステ』終了後にメンバーは「J地区」と呼ばれるお台場の特設会場でライブ本番に向けた確認を入念に行っていたという。リハーサルは本番同様に「4~5回やった」といい、その段階では声も出ていて「体力的にも全然問題ない」と、実感していたそうだが……
「『これはいけるかな~』なんて思いながら。で、体調的には、う~ん……まぁ、ちょっと前々から痛いとこがあって、本番前に痛み止めのお薬を飲んで。体力的なこともそうですけど、喉が飛んだら何も歌えないな、と思って」
と、本番前には痛み止めを服用したことに加え、喉の治療も行ったことを告白。しかし、『27時間テレビ』2日目の27日には睡眠不足ということもあったのか、呼吸を大きく吸うと胸に痛みが走り、声も出なくなってきたため、さらに本番中にも痛み止めを飲んだという。
「それで、痛みは止まったんですよ、ホントに。『あ! イケる』と思って。これならいけるって。……フタを開けてみたら、あんなんなっちゃったんですね……。自信あったんですよね。やっぱりここ1カ月、ずっとお家に帰ったら、エレベーターじゃなくて、毎日1カ月ぐらい階段をダッシュするみたいので(鍛えて)、体力的にはこれいけるだろうな~って。で、喉も飛んでないし、痛みもないからいけるな~と思ったんですけど」
と話し、本番では“キレキレ”に踊ってしまうあまり、ペース配分ができなかったことや、リハーサルとの環境の違いを疲労の理由に挙げた中居。また、ライブ中の状況について、
「マイクをね、こうやって持つのもできない感じなの。手の力が入んないのと、体が動かないのよ。『やっべ~ぞ、これ!』みたいな。(中略)『こんなところで俺がくたばってはいけない』と思って。『これはマズイことになったな~。体動かないな~』と思って。(中略)もうなんかさ、気が遠くなってくのよ。意識がさ、なんかこう、薄れてく感じよ」
と、回顧。なんとか気合で続けたものの、一部分は「記憶ない」というほど “ヤバイ状態”だったそう。本人の中では、事前に体力作りにも励んでいたため、「今回は、もうホントに素晴らしいものを、『27時間』たっても、こんな40過ぎのおっさんたとがキレッキレのダンスを自分はお披露目できる」と、自信があったそうだが、残念ながら最後まで元気に乗り切ることはできなかった。
『27時間』ではライブ後のMCで、自己管理・健康管理不足を反省し、「こんな無様な姿をお見せしまして本当に申し訳ないと思います」と謝罪していた中居。9月4日からは2年ぶり全国ツアーがスタートするが、くれぐれも体調に気をつけて最後まで走り抜けてくれることを、全国のファンが願っていることだろう。