Kis-My-Ft2・玉森裕太、『信長のシェフ』惨敗もロケ地追っかけが“キムタク超”過去最高!
昨年、午後11時台のナイトドラマ枠ながら、平均視聴率が10.8%を記録して反響を呼んだKis‐My‐Ft2玉森裕太主演の『信長のシェフ』(テレビ朝日系)。今夏から木曜午後7時58分のゴールデンタイムに枠を移して続編がスタートしたが、思いの外視聴率が苦戦している。
「前作の高視聴率を受けてゴールデンタイムへ昇格することが早々に決定しました。撮影は今年1月から東映の太秦スタジオで行われ、同時期にSMAP・木村拓哉主演のスペシャルドラマ『宮本武蔵』(テレビ朝日系)の撮影も同地で行われていました。それだけに出待ちのファンも大勢集まったんですが、木村より玉森の方の出待ちファンが多く、スタッフの間で『キムタクを超えた』と話題になりました。そのウワサを聞いたテレ朝上層部は『Kis‐My‐Ft2の人気は本物だ』と、予算を増やして初回を2時間スペシャルにするなどかなり力を入れていましたよ」(テレ朝関係者)
しかし蓋を開けてみたら、ゴールデンに昇格した続編の初回視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。2話以降は6~7%台で低空飛行中だ。
「ネット上でも指摘されていますが、前作がウケたのは気軽に見られる若者向けの時代劇だったということだけ。ゴールデンで放送するには、あまりにも玉森の演技も内容も軽すぎます。またKis‐My‐Ft2が若者の間で人気といっても、ゴールデン帯のドラマを見る中高年層には、まだ名前は浸透していない。時間帯移動は完全に失敗でした。テレ朝はシリーズ化を検討していたようですが、この視聴率では、次回はなさそうですね」(テレビ誌記者)
玉森の代表作になるはずだったが、テレ朝の見込み違いでシリーズ化の話に暗雲が立ち込めている『信長のシェフ』。玉森が真の「キムタク超え」をする日は、まだまだ先になりそうだ。