『新堂本兄弟』打ち切り報道! KinKi Kids、地上波レギュラーゼロの危機を回避する可能性
1日売りの「東京スポーツ」が、『僕らの音楽』『新堂本兄弟』(ともにフジテレビ系)の2番組の打ち切りをスクープした。それぞれジャニーズ所属のSMAP・草なぎ剛、KinKi Kidsが司会を務める音楽番組だが、打ち切りの原因は視聴率の低迷、また名物プロデューサーをめぐる“トラブル”であるという。
「このプロデューサーとは、昨年音楽番組での“口パク禁止令”で話題になった、きくち伸氏のこと。自身のブログで担当番組の口パクを『受け入れないことを決めました』と宣言し、話題になりました。ところが、生歌収録には手間がかかるため、番組制作費が跳ね上がってしまい、さらにはレコード会社やアーティストの所属事務所による猛反発が起こってしまった。結果、きくち氏は6月の人事で現場から外される事態に。今回の両番組終了は、フジ上層部がきくち氏を外野に追いやり、こうした反発の“鎮火”を図った結果ということです」(芸能ライター)
しかし草なぎはまだしも、『新堂本兄弟』が唯一の地上波レギュラーであるKinKi Kidsにとっては、同番組終了は死活問題だろう。前身番組『LOVE LOVEあいしてる』を合わせると、このキンキ枠は18年も続いている。ネット上でも「毎週日曜、どれだけ楽しみにしてきたことか」「正式発表まで信じたくない!」と、ファンの悲鳴が上がっている有り様だ。
「しかし記事の信ぴょう性は高く、先月から局内には緘口令が敷かれていたものの、打ち切りを認めるスタッフもいるようです。すでに発表のタイミングを図っていた段階だったのかもしれません」(週刊誌記者)
こうなると、東スポの誤報を願うファンの声もフジには届かない……と思いきや、まだ番組継続の希望が途絶えたわけではないという。
「フジ・ジャニーズと東スポの関係は、常に火花を散らしている状態ですからね。過去には、東スポのスクープを認めたくないがために、報道された既定路線を、あえて覆してしまったという例まである。今回も、フジとジャニーズが結託すれば、東スポの記事をそっくりひっくり返し、番組を継続する可能性もゼロではありませんよ」(同)
終了まで残り3カ月を切ったと報じられている『新堂本兄弟』の行方は――?