「トム・クルーズ並みの人気」細川たかし、“買春”を台湾紙に1面報道された意外な理由
1日付の「日刊ゲンダイ」で、演歌歌手・細川たかしが台湾で「買春」を働いていたことが報じられた。現地大衆紙「蘋果日報(アップルデイリー)」では、この“大失態”が1面で伝えられたという。同紙によると、細川は7月末、同地で行われたデビュー40周年記念コンサート後、日本人向けのスナックを訪れ、その後ホテルの部屋に店員の30代女性を招き入れたのだという。
この台湾紙のWebサイトには、女性が細川の部屋を訪れる動画までアップされているという。「普通に考えれば、この女性も現地マスコミとグルで、細川は“ハニートラップ”に引っかかってしまったといったところでしょう」(週刊誌記者)というが、むしろ気になるのは「なぜ台湾で細川のスキャンダルが?」という点だ。
「細川の所属レコード会社のホームページを見ても、今回の台湾コンサートの開催さえ触れられてはおらず、細川と台湾の接点さえ見当たりません。なんとも不可思議なスキャンダルです」(同)
細川といえば、2008年に暴力団関係者とゴルフコンペに参加したことが明らかとなり、『NHK紅白歌合戦』の出場を辞退。翌09年からは再び登場しているものの、以前に比べると露出はグッと減っていた。だが、あるレコード会社関係者は、台湾現地における細川の意外な人気ぶりを明かす。
「台湾での細川の知名度はすさまじいもので、CD発売やテレビ出演など、いまや日本国内をはるかに凌ぐ人気ぶりのようです。6月中旬には、細川がテレビ撮影のため台湾入りしていましたが、空港内には数百人のファンがサインをもらおうと色紙を持って大挙し、空港関係者も『こんな事態はトム・クルーズ以来だ』と漏らしていたほどです」
颯爽と登場した細川を、台湾人のファンは大歓声で迎え入れ、アイドルさながらの“写真撮影会”が行われたという。
「とはいえ、細川自身はそこまで愛想がいいわけでもなく、サインは全て断っていましたが。撮影会が終わると軽く頭を下げて、その場を後にしたのですが、細川の乗った車を何台ものパパラッチの車が追いかけていって、『本当に大スターなんだな……』と実感しましたね」(同)
そしてその現地パパラッチが、今回スター・細川の大失態を見事とらえたというわけだ。「有名演歌歌手には国内での活動をセーブし、売り上げが見込めるアジア各国での営業にいそしむ者も少なくない。細川もその典型なのですが、まさか現地でスクープされるとは夢にも思わなかったことでしょう」(同)というが、やはり海外といえども、自分が芸能人であるという自覚は持ち続けなければいけないようだ。
(須田恭也)