テレビ局、制作会社関係者が愚痴る! 「一緒に仕事をしたくない若手アーティスト」
音楽の世界では、大御所やベテランになるほど、その「ワガママ」ぶりがウワサされるものだが、今回はテレビ局や制作会社関係者から「できれば一緒に仕事をしたくない」と言われる、若手アーティストの素行を調査した。
2011年メジャーデビューし、昨年は結局出演しなかったものの『NHK紅白歌合戦』の出場が報じられるなど、一気に全国区のバンドとなったSEKAI NO OWARI。ピエロのお面をかぶったメンバーがいることや、Twitter上でファンと家飲みしたことを明かすなど、トリッキーなイメージが先行する彼らだが、ある制作関係者は撮影現場における実情を語る。
「音響から小道具に至るまで、こだわりを持っているらしく、どれだけ時間やお金を掛けても、『これじゃできない』と一蹴され、いつまでたっても撮影が進まないんです。そのこだわりが誰でも理解できるものなら納得もいきますが、彼らにしかわからない感覚や言葉でしか伝えてこないので、手の打ちようがない。特にダメ出しが多かった映像関係のスタッフは、『あいつら最悪だった』『マジで“終わり”だよ』と、口をそろえて愚痴をこぼしています」
音楽ファンから圧倒的な支持を得るセカオワだが、現場からの評価は必ずしも一致していないようだ。また同じく、こだわりがテレビ局関係者から疎まれてしまっているのは、このバンド。
「ある番組のリハーサルで、いきものがかりの出演場面だけ、予定の3倍以上時間が掛かってしまったことがありました。事務所やレコード会社もメンバーの言いなりで、ほかの出演者にとても迷惑が掛かってしまったのですが、彼らはどこ吹く風。10年放送の朝の連続ドラマ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌を担当し、すっかりNHK御用達の優等生イメージの彼らですが、本人たちはどちらかといえば、頑固な職人といった印象。音楽家としては正しい姿勢かもしれませんが、できればあまり出演はしてほしくないです(笑)」
そして近年の女性アーティストで、最も制作陣から恐れられているのは絢香だという。
「『なぜか収録に夫・水嶋ヒロを同行させる』『気に食わない質問をした小倉智昭にブチ切れメール送信』などと、絢香の王様ぶりは、ここ最近始まった話ではありませんが、最近もヤラカシていたようです。ある音楽番組の出演が決まった際に、対談する相手として絢香は大物俳優・Kを直々に“ご指名”。ところがスケジュールの都合が合わず、代打のタレントをスタッフが提案したものの、絢香は『Kでなければ嫌だ』とゴネるばかり。結局『もうオンエアに間に合わない』という段階で、対談相手はほかのタレントで納得してもらったそうですが、こうなると、代打出演となってしまったタレントが一番の被害者ですね」(テレビ局スタッフ)
そのこだわりこそが、ファンを魅了しているのだが、関係者の苦悩は、今日も各現場で巻き起こっているようだ。