嵐、無料配布の缶バッチが3,000円に! ネットオークションに大量出品
2011年から開催されている嵐のイベント『嵐のワクワク学校』。今年も『嵐のワクワク学校2014 ~友情がもっと深まるドーム合宿~』として6月中に大阪・東京で公演が行われ、上海とシンガポールでは初めてのライブビューイングも実施されるなど大盛況のうちに終了したが、7月20日の「友だちの日」を記念し、19日・20日には『ワクワク学校』のオリジナルバス「Friendship号」が大阪と東京を走行。大勢のファンが駆けつけ、現場は大混乱になってしまったようだ。
『嵐のワクワク学校』は嵐が“先生”となり、来場した観客と一緒に日常の色んなことを学ぶというチャリティーイベント。今年はライブビューイングだけでなく、「お弁当持参」という宿題も課せられたこともファンの間で大きな話題となった。公演は無事に終わったが、19日・20日に嵐が『ワクワク学校』内で乗車したバスが街中を走ると、撮影目的で多くのファンが殺到。公式の「ワクワクともだちサイト」にアップされている走行中のバスの動画でも、カメラを構えて道路脇に立つ大勢のファンの姿が映り込んでいる。
「事前告知はなかったものの、当日は走行ルートの一部の場所で缶バッチを無料配布しており、缶バッチをゲットしようとしたファンで現場が騒然となったそうです。Twitterには、缶バッチを配る係員にファンが群がっている写真がいくつもアップされていますが、東京・有楽町や新宿などではバッチを貰うための行列ができ、争奪戦が起こっていたとか。実際にどんな状況だったのかは不明ですが、現場の様子について『乱闘が起きた』『倒れてる人がいた』との書き込みもありました。ファン人口が多いだけに、今回も現場は大荒れだったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
ところが、缶バッチをめぐる騒動は現場だけにとどまらず、現在ヤフーオークションには例の缶バッチが30点以上も出品されている。現物は嵐の写真がプリントされているわけでもなく「とも」「だち」と書かれた2つで1セットの缶バッチだが、入手できなかったファンからの入札が相次ぎ、500~3000円以上の値がついている商品も出る異常事態だ。
「ファンの間ではオークションに出品されていることに『なんでオークションに出すの』『買わないで下さい』と批判が巻き起こっています。嵐は9月にハワイで行われるコンサート『ARASHI BLAST in Hawaii』のグッズが、日本テレビの『汐博2014』会場で販売されますが、混雑が予想されるために入場は予約制になっているほど。そんな状況で、缶バッチを無料配布したら、転売等の事態に発展することは想定できた話ですよ。ファンからも『なんのための「友だちの日」なのか』と、事務所の体制を疑問視する声があがっています」(同)
絶大な人気ゆえ、ファン絡みのトラブルが絶えない嵐。かねてよりチケットの高額な転売も騒がれているが、今回のように関連グッズを悪用するパターンも散見される。今後はファンクラブ会員に行き渡るような措置をとるなど、モメごとが起こらないような対策を講じてほしいものだ。