『HERO』初回から7.5%の大幅ダウン! 『金田一少年』も12.4%で「2ケタ維持厳しい」?
SMAP・木村拓哉主演ドラマ『HERO』(フジテレビ系)の第2話が21日に放送され、視聴率は19.0%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)だったことがわかった。初回は26.5%の高視聴率を記録したことが話題になったが、その翌週に当たる第2話は7.5%もの大幅ダウン。続編の初回がロケットスタートを切ったことで「さすがキムタク」と称賛の声も上がっていたが、2話では早くも20%を切ってしまった。
SPドラマ、映画化を経て13年ぶりに連ドラ復活を遂げた『HERO』。2話は検事・久利生公平(木村)が、エリートサラリーマンが起こした痴漢事件を担当することになり、谷原章介演じる敏腕弁護士と対決。15分拡大で放送されたが、やはり初回は“ご祝儀”ポイントが加算されたためか、今後の数字が不安になるほどの下降を見せてしまった。
また、今期に民放で放送される午後8~10時台のドラマの中では最後のスタートなった、Hey! Say! JUMP・山田涼介主演『金田一少年の事件簿N(neo)』(日本テレビ系)は19日に初回を迎え、視聴率は12.4%を記録した。山田はKinKi Kids・堂本剛、嵐・松本潤、KAT‐TUN・亀梨和也に続いて4代目の金田一一を演じ、幼なじみの七瀬美雪役で川口春奈、後輩の佐木竜二役で同じくJUMPの有岡大貴が出演。山田が初めて金田一を演じた1作目のスペシャルドラマ『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』(2013年1月放送)は14.8%を獲ったが、連ドラ第1話ではそれを下回る数字となった。
「今回は松本が2001年に主演して以来、13年ぶりの連ドラ復活となりましたが、今年1月4日に放送された2作目のSPドラマは9.1%にガタ落ちしていただけに、山田版の『金田一少年』が今後も2ケタ台を維持できるかは不安は残りますね。また、来週は裏でSMAP全員で総合司会を務める『27時間テレビ』(フジテレビ系)が放送され、午後9時45分頃~11時半頃までは、メンバー5人が出演するというレアなスペシャルドラマが予定されています。『27時間テレビ』の影響で『金田一』の2話目の視聴率が下がってしまうのか、またしても藤島ジュリー景子副社長とチーフマネジャー・飯島三智氏のタレント同士の視聴率対決に注目が集まります」(ジャニーズに詳しい記者)
ともに13年ぶりに続編として再スタートした、ジャニーズタレント主演の『HERO』と『金田一』。両ドラマは今後どんな数字をたどっていくのだろうか?