子どもの関係は広がっても……私立小ママのお付き合いは“付かず離れず”がいい!?
娘はまもなく夏休みに入り、3カ月半ぶりに保育園へ一緒に出勤する日々が始まります。1学期は無遅刻・無早退・無欠席でした。大人と一緒で、毎日体調がよいわけではないので、体調が悪そうな日には「休んでもいいんだよ」と声を掛けたのですが、それでも「皆勤賞ほしいもん!」とけなげに登校する姿にきゅんと感動しました。
この3カ月半の間に、子どもに話を聞く限りですが「○○くんが電車の中で吐いたから、みんなでティッシュを出し合った」「○○ちゃんがバスで寝てしまったので、起こしてあげた」「バスにほかのクラスの子の体操着が忘れてあったので、一旦家まで持って帰って、翌日届けた」「○○くんが電車でおなかが痛くなって、お母さんの携帯に電話したけど留守だった。次の駅で降りようって言って、降りてトイレに付き合った」(車内で電話したらダメとは言えませんでした。1年生にとって通学中の腹痛は緊急事態です)「私が校門の前で転んだ時、見ていた4年生が保健室に連れていってくれた」……いろんな事件が起きたけど、子ども同士で解決して毎日通学しているみたいです。入学当時は、先生と子どもの縦糸だけの関係でしたが、知らないうちに横糸もどんどんつながっています。私が1年生の時は友達思いの子なんて1人もいませんでした。校風ってありますね。
■クラスメイトの家をストリートビューでチェックする時代
子どもの横糸がつながっていますが、親同士はというと……。入学して1週間は保護者の送り迎えが義務だったので、クラスに関係なく自然と家が同じ方向のママたちとは仲よくなりました。私は最寄り駅が同じ男の子のママとだけ、連絡先を交換しています。フルタイムで働いているママなので、気がラクというか、お互い状況がわかっているので、急用のみショートメールでの連絡です。
例えば、電車の脱線事故で登校時間に変更があった時、「今日は8時半の急行に乗せます」などの短いやりとりなのですが、1年生の今、連絡先を知っていることが心強いです。現在は子ども同士、登校に慣れたので朝はバラバラですが、帰りは学校の最寄りまで先生が送ってくださるので、そのお友逹と帰ってきます。「校庭で遊びたいから、校門の開く7時半に登校する」という積極的な子が多い学校なので、遅刻の子がちらほらいるという公立との温度差をイヤでも感じてしまいますが……。娘は朝礼の30分前に登校しています(普通)。