AKB48・小嶋陽菜、ヒール発言で話題を集めざるを得ない「尾木プロの二番手」の現在地
AKB48・小嶋陽菜が、14日放送の『有吉AKB共和国』(TBS系)で「SKEって、普通に顔が可愛くて人気の子っていないんですね」と発言したことが、ネット上で話題になっている。
この日放送では、SKE48の須田亜香里、松村香織ら若手人気メンバーが出演。ファンに対して自らケンカを売る松村を「炎上商法」をイジり倒し、また『AKB48選抜総選挙』でのロングスピーチが話題になり“ウザキャラ”ともいわれる須田については、有吉が「アイドルは顔が可愛ければそれでいいと思っているので、残念ながら失格」と切り捨てると、小嶋も参戦。冒頭の「可愛い子いない」発言へとつながったのだ。
「これに対してネット上では、『自分が可愛と思っているのが伝わってくる』『ホントに自信満々だね』と非難轟々。しかし、『まあこじはるらしいけど』といった声もあり、小嶋=ヒールキャラのイメージが定着しつつあるようです」(芸能ライター)
小嶋がこうしたヒールにシフトチェンジした背景には、運営や事務所サイドの戦略ミスが影響しているという。
「前田敦子が卒業した当初、小嶋所属の『プロダクション尾木』は、今後のAKB48人気2トップを大島優子と小嶋にしたいと強く希望していました。その戦略として、女性ファンを多く獲得していこうと、下着メーカーとのコラボや化粧品CMの出演などに力を入れていたんですが、運営や事務所の期待通りの成長は見られませんでした」(広告代理店関係者)
女性ファンの新規開拓が伸び悩んだ原因の1つとして考えられているのが、総選挙時の“媚びキャラ”だったという。
「投票数の中間発表で、小嶋は毎回『開票日まではすっごく不安ですね。。』『私も不安だけど、頑張ろ』などと、ファンに対して大量投票をうながしていました。そんな、ファンに媚びるようなスタイルは、やはり女性ウケは悪いんですよね」(同)
そんな女性人気の獲得が思うようにいかなかった小嶋は、現在「二番手以下の扱い」(週刊誌記者)だという。先日の総選挙を見てもわかる通り、前田や大島、そして前回第1位のHKT48・指原莉乃所属の「太田プロ」政権を崩すこととなったのは、期待された小嶋ではなく同じ事務所の渡辺麻友だった。
すでにトップの期待も掛けられなくなった小嶋の“ヒールキャラ”は、今後も加速していくのだろうか?