こけた頬、くぼんだ目……アンジーの薬物使用疑惑動画が流出!
ほかにも、アンジェリーナはコカインを吸引した直後に、トーク番組『Charlie Rose』に出演したとも暴露。彼女は、映画『17歳のカルテ』(99)のプロモーションのため同番組に出演し、その時の様子は「YouTube」にも掲載されているのだが、パチパチとまばたきしっぱなしで、落ち着きがない。また、早口で話しており、ドラッグでハイになっていると思えなくもない。
立て続けに暴露されたことについて、アンジェリーナはすぐには反応しなかった。ほとぼりが冷めた、11年11月にドキュメンタリー番組『60 Minutes』に登場。「とてもヘビーで闇の中をさまようような時期を過ごしてきた。でも、生き残ったの」「若くして死ななかったのは、とても運がよかったから」と激白し、何をしてきたのか詳細を語ることは拒否したが、「今もバッドガールのままよ。でも、その過激な部分は全てブラッドが受け止めてくれてるの」と発言。過去を否定しない姿勢を見せた彼女は評価され、暴露された黒い過去を、見事にカバーしたと話題になった。
過去を乗り越え、新作映画『マレフィセント』も高い評価を得ているが、ここにきて、また彼女の暗い過去に関する報道が流れ出した。しかも、今回は人々に強いインパクトを与える動画が流出したのである。
事の始まりは、今月に入り米大手タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」が特集記事として掲載した、薬物売人フランクリンの独占インタビュー。現在68歳になるフランクリンは、「コカインやヘロインを彼女に届けた時、突然セックスについて話しだしてね。(当時、アンジェリーナと交際していた)ビリーが『オレのイチモツはスゲェちっちゃいんだ。セックスなんて蚊に刺されるようなもんだぜ』って言ってたけど、実際に寝てみたら馬のペニスのように立派でびっくりしたってさ」「ビリーと最初のセックスについても詳しく話してくれたけどね。今でもきっと彼とのセックスを思い出すんじゃないかな」とベラベラ明かし、「ある日、ヤクを届けた時、偶然ビデオカメラを持っててさ。ドラッグをキメた後のアンジェリーナを撮影したんだ。彼女は全然気にしてなかったね」と新ネタがあることを告白。同紙は、目をカッと見開きハイになっているアンジェリーナが、「コカインにヘロイン、エクスタシーにLSD、全部やったわ。もうずっと昔にやめたけど」と言っている動画を確認したと伝えた。
そして8日、「ナショナル・エンクワイアラー」と同じ親会社を持つ、米ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」が、フランクリンが「ナショナル・エンクワイアラー」に持ち込んだ動画の一部を公開。00年前後に、アンジェリーナのニューヨークのマンションで撮影されたという動画は、約17分と長いもので、彼女が父のジョンと電話で話している様子を映したものだという。
動画の中のアンジェリーナは体にフィットした黒いワンピース姿で、体の線はとても細く、アップになると肩や肩甲骨、二の腕の骨や筋が浮き上がっている。髪は無造作にアップにしており、恐らくスッピン。パッと見、今とあまり変わらないのだが、顔つきはまったく異なっている。不健康に頬がこけ、目がくぼんで、濃いクマができており、薬物依存症に見えなくもないのだ。
アンジェリーナは撮影されていることを気にすることなく、部屋を行ったり来たりしながら、「だから、私がみんなのために家か部屋を用意するってこと」「じゃないと、必要じゃないのよね。だから、家が…… 一度言ったように、うん、もし私が働くのをやめたら? 『リラックスしたら』って言うのよ、彼女が。でも、だから、もしアナタのために働かなかったらって。もし、そこまで稼げなかったら? 私が稼ぐまでアパートに居てもらって。そしたら大きな家が手に入るって。私に何かあったらどうするの?」とプライベートな話をしていて、話の全体像はつかめない。
「私たちのこの関係をダメにしたくないのよ。こういうふうになりたくないの。わかるでしょ。一緒に外に出て何かをしたり、夕食を食べたり、ショッピングとか、だから、彼女が会いに来たり、彼女自身が何も買わないなんて」「私が彼女に言ったのは……なにかを思い出さなければならないって、アナタの家に行ったら話し合いましょう。わかるでしょ。みんな一緒って考えなのよ。家や車を買うのはすごく大変なのよ……新しい服に穴が開いてるのに……」とも言っており、どうやら金銭的なことを気にしている様子が見て取れる。
その後、声がくぐもったり早口になったり、何を言っているのか聞きとりづらくなる。そして、電話を切った後、アンジェリーナがカメラに向かって笑い、撮影しているフランクリンが「もっとオレのことを信用してくれていいんだぜ」と言い、動画は終了する。
フランクリンは、信用しろと言いながらも動画を流出させたわけだが、恐らく金が必要になり売り込んだものと思われる。同サイトは、「アンジェリーナのドラッグにまみれた、過激すぎる過去!」と大々的に報じており、「なんてことない動画だけど、確かに、コカインでハイになってるようだ」というコメントも書き込まれている。しかし「本人もドラッグを使用していたことは認めているのだから、もうこういう報道はやめてほしい」「立ち直って、慈善家として活動しているのだから、いいじゃないか」「子どもたちもいるのだから、もうこの手のショックな報道はやめたら」といった声が殺到。アンジェリーナを擁護する意見が圧倒的に多い。
今年4月、タブロイド紙「Star」が、「アンジェリーナは、実はとんでもない偽善者。イメージ作りのために行動している」「ブラッドも彼女と同じくらいの偽善者。子どもたちがかわいそうだ」という消息筋の話を報道。「またか」という声が多く上がった。世間は彼女の味方だが、売人だった前科持ちのフランクリンが、ほかにも彼女の動画や画像を持っている可能性は高い。聖母として崇められているアンジェリーナだが、これからも「暗く過激な過去」と「偽善者」報道やゴシップから逃れることはできないのかもしれない。