妊娠・出産が原因ではない? 女医タレント・友利新、『スッキリ!!』強制卒業の裏事情
7月に出産を控え、隔週レギュラーを務めていた『スッキリ!!』(日本テレビ系)を卒業した医師でタレント・友利新が、ブログに「出産後『母』になってもまた出演させて頂きたかった・・・というのが、本音ですが」と書きつづったことが話題になっている。最終出演となった9日放送のエンディングでは、レギュラー陣から花束を渡されて「出演できて楽しかった」と話していた友利だが、内心複雑な思いもあったようだ。
友利は昨年11月、8歳年上の会社経営者との再婚を発表。今年2月には妊娠16週目であることも明らかになった。しかし結婚発表の前日、出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、「バツイチ不幸女」キャラを全面的に押し出していながら、実は入籍直前であったことから、ネットユーザーから批判が殺到したことがあった。
「そして、今回友利が『産休で番組をクビになった』とも読み取れるような、番組を批判する内容を書いた件も、ネット上で賛否両論の嵐になっています。確かに世間では“マタニティ・ハラスメント”と言われかねない人事ですが、『本業があるからいいじゃん』『子育てに専念してほしい』という意見も多いです」(芸能ライター)
一般社会で産休にかこつけての降板通達となれば、女性から反感を買うのも当然の流れ。しかしある番組プロデューサーは、こうした業界特有の“通達”の裏事情を語る。
「これはどの局や番組でも同じことですが、ハッキリ理由を告げて降板ということは、よほどの不祥事でも起こさない限りまずあり得ません。番組側が産休を理由に、本人の意志に反して卒業を通達した……というのはなかなか異例ですよ」
また長年続く番組ともなると、スタッフやレギュラー陣も「ずっとこのメンバーでやっていきたい」という団結を見せるようになり、メンバーチェンジを嫌う傾向がある。しかし、「今回の一件はそういった様子は見られない。友利がスタッフの間でよほど評判が悪かったか、視聴者からのクレームが複数届いたなど、番組側と友利の間に溝が生まれた原因が存在していると思います」(同)という。
また、こうした帯番組では、キャスティングに意見を挟むレギュラー陣も多々存在するという。
「実はテリー伊藤と月曜レギュラーのジャーナリスト・勝谷誠彦氏は、まったくうまが合わず、テリーはプロデューサーに、何度も『勝谷さんを降板させてほしい』と直談判をしているそうです。しかし、加藤浩次は『勝谷さんの意見は、番組に必要』と譲らず、いまだに降板には至っていません。ということは、友利の降板については、スタッフやレギュラー陣から異論が出なかったということでしょう」(日本テレビ関係者)
産休を卒業理由に当て付けしたスタッフサイドにも問題はあるが、友利自身が何かを“やらかした”可能性もあるようだ。果たして、この降板の本当の理由が明かされる日はくるのだろうか?