画材の盗難に、自己満足作品の押し付け……意外とトラブる、アートな人たち
――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。
木梨憲武、52歳、本名同じ。1994年に名古屋PARCOで初の個展『太陽ニコニカ展』を開催。それから20年たった今年は、上野の森美術館で『木梨憲武展×20years INSPIRATION―瞬間の好奇心』を開いています。5月20日からこの展覧会はスタートし、30日は本人がチケットのもぎりを行うサプライズも。絵画やオブジェが300点ほど展示されており、1日あたりの平均来場者数は、同美術館が過去に開催したツタンカーメン展、ピカソ展、ダリ展に続くとのこと。本人は「ツタンカーメンさん、ピカソさん、ダリさん、ノリさん。大巨匠と並んで光栄」とコメントしています。
妻は女優の安田成美、子どもは3人、本業のタレント業も順調。絵を描くタレントといえば、二科展入賞の経歴を持つ石坂浩二がいますが、彼は私生活はいろいろと危ういモノを感じます。また二科展常連の工藤静香も、仕事が順調なイメージがありません(ダメな印象もないですが)。芸術に傾倒する芸能人は、本業や私生活がうまくいってないからのめり込むのでは? という偏見がありましたが、一時期別居報道があったとはいえ、今回の展覧会も積極的に手伝ってくれた安田を妻に持つ木梨は、羨ましすぎます!
さてさて、芸術作品が人を狂わすのは、なにも素晴らしい作品だけではありません。今回は芸術作品が招いたちょっとした悲劇を紹介しましょう。
<断られたのに、勝手にモノを持ちだす神経が不可思議>
★発見!せこいケチケチママ その279★
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/baby/1302007797/
投稿者は、イラストを描く仕事をしています。そのため、プロが使うカラーマーカー「コピック」を持っています。コピックは1本400円近くするもの。そのコピックを、「子どもの教育のため貸してくれ」と、言ってきたママさんがいました。「子どもの才能を鍛えるのに必要なの!」と迫ってくるので、「親が買ってあげてください」と返答。「高価な画材なので貸せません」と断っても、「そんなに高い商品ではないはず!」と投稿者の意見を聞きません。その結果、そのママは投稿者が持っていたコピック30本を無断持ち去ってしまいました。幸い、ママの配偶者と母親に連絡したら、平謝り。勝手に持っていったものを返されても気持ちが悪いので、返却不要と伝えたら、新品を返されました。コピックは子どもが使うには向いていないので、“泥棒ママは子どもをダシにして盗んだのではないか?”と2ちゃんねるでは指摘されていました。
<盗んだママよりもヤバい、投稿者の母>
【窃盗】発見!泥棒~手癖の悪いママ125【万引】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/baby/1291303026/
投稿者は美大出身。高校から大学にかけて描いた作品が実家にあり、親はその絵を飾っていました。ある日、近所に引っ越してきたAさんが、その絵を盗みます。なぜ絵を盗んだのかAさんに聞いてみると「娘が美大の受験を考えているが、実力がないので盗んだ絵を提出して入学させようとした」という理由。入試はその場で描いて提出する場合がほとんどなので、他人の作品を盗んでも意味がありません。