ひた隠しにしてきた家族への愛を爆発させた、ジャッキーの『ポリス・ストーリー レジェンド』
――近日中に公開される洋画作品の中から、ジュ~シィ~GOSSIPを生み出した作品をピックアップ! まっとうな映画批評や見どころはするっと無視して、撮影前後に起こったGOSSIPをわざわざ掘り返し、いらぬ見どころをお教えしま~す!
『ポリス・ストーリー レジェンド』(6月6日公開)
【ストーリー】
一人娘ミャオ(ジン・ティエン)に呼び出され、クリスマスシーズンで賑わう北京の繁華街へとやって来たベテラン刑事ジョン(ジャッキー・チェン)。指定された待ち合わせ場所は、巨大で怪しげなコンクリートの建物の中にあるナイトクラブ。娘はクラブの経営者のウー(リウ・イエ)のことを恋人だと紹介するが、ジョンは娘よりもかなり年上のウーが気に入らず断固反対。半年ぶりの娘との再会なのに口論となってしまったジョンは、突然、背後から何者かに襲撃され、気を失ってしまう。
意識を取り戻したジョンはイスに拘束されており、ミャオを含むクラブの常連客も、爆弾が仕掛けられたクラブの建物内に、閉じ込められていることを知る。事件の首謀者であるウーは地元警察に電話をし、高額な身代金と、囚人との面会を要求。拘束されたジョンは自力で脱出し、娘と人質を救うために奮闘するが、途中でこの事件の裏に隠された真の目的を知る。ウーは長年かけて、ジョンの過去に関わる、復讐計画を立ててきたのだ。
【GOSSIPハイライト】
■スタント中のケガがネタになっているジャッキー、まさかの責任転嫁!
世界的な大ヒット作となっている本シリーズの撮影で、毎回危険なスタントに挑み、大ケガをしているジャッキー。今回も誘拐犯から逃げ出すシーンをよりリアルに見せるため両手をきつく拘束し、手首をザックリ切り、大出血しています。しかし、ユーモアセンス抜群の彼は、「実はこのシーンを撮影した日、息子のジェイシー・チャンが現場にいたんだ。で、オレがやるスタントを聞いても反応が薄かったもんで、『よ~し、パパを見てろよ!』って気合が入っちゃって」と息子に責任転嫁。