サイゾーウーマン芸能テレビ業界人に人気の街ベスト2 芸能 サイゾーウーマン勝手に調査団 「西新井と川越は持ってる」テレビ関係者が明かす、“視聴率を稼げる街” 2014/06/09 11:45 若大将のゆうゆう散歩ぶらり途中下車の旅有吉くんの正直さんぽサイゾーウーマン勝手に調査団 住みたい街より数字がある街! 低予算かつ、お手軽。それでいて、そこそこ数字を獲ることから、テレビマンに重宝がられているキラーコンテンツが「街ぶら」番組だ。例えば、『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)や加山雄三による『若大将のゆうゆう散歩』(テレビ朝日系)、さらには毒舌・有吉弘行による『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)、さまぁ~ずによる『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)など枚挙にいとまがない。 またそれらとは一線を画し、タモリが古地図を片手にその街の変貌をひもといていく『ブラタモリ』(NHK)は、今もファンからの復活を求める声が絶えない名番組である。さらに、毎週1つの街を掘り下げて紹介する『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)は来年放送20年を迎える長寿番組だ。 こうした街紹介・街ぶら番組の中で、「放送するたびに数字が高い」と言われている街が2つあるという。今回、在京のテレビ番組を手がける関係者から、その「数字を持ってる街」を聞き出すことができた。 「東京・西新井と埼玉・川越です」 なんともシブいこれら2つの地区を、あらためておさらいしておこう。 西新井は東京最北端・足立区のほぼ中央にある街だ。開運・厄除けと霊験あらたかな寺「西新井大師」があることで知られる門前町だが、最近は再開発が進み、新しい世代の流入が著しい。そしてもう1つ、埼玉県南西部にある川越。江戸情緒を街のそこかしこに残していることから「小江戸」と呼ばれ、年間600万人が訪れる一大観光地である。 さて、肝心の「持ってる説」。実際に調べると、例えば西新井を紹介した『アド街』は、今年1月11日に放送された時は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。5年前の2008年1月12日放送分は9.5%。2ケタを獲ることも珍しくはない『アド街』の中では取り立てて高い数字ではない。だが、去年1月22日の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で西新井大師をタレントたちが回った時は13.1%。『火サプ』としても、現在の民放のテレビ番組としても、合格の数字だ。 川越はどうだろう。今年5月3日、『正直さんぽ』でゴールデンウィークにオススメという触れ込みで川越を散歩した回は6.0%。だが、翌週の同番組の北千住編は6.8%と0.8ポイント高かった。12年5月6日の『モヤさま』川越編は5.7%。今でこそ8~10%は獲る同番組だが、当時の『モヤさま』からすると可もなく不可もない数字だ。 こうして見ると、「視聴率男」や「視聴率女王」という常套句のように、「数字が獲れる街」というコピーも、内容次第で上げ下げが決まる、まさに水ものなのではないだろうか。そして、関係者は最後に重要な証言をしてくれた。 「テレビの視聴率機械を設置する家ですが、なるべく稼働率を高めるように、関東圏ではテレビをよく見る下町や埼玉などにモニターを依頼することがあると聞きます」 これが本当であれば、西新井や川越など、自分たちの生活圏内の街への関心が高くなるのは必然だが、実際にはそこまで数字に直結しているわけでもないようだ。 都市伝説か、神頼みか。西新井と川越を同時に紹介したら、高視聴率間違いなし!? 最終更新:2014/06/09 11:45 Amazon 『足立食本 2014 (ぴあMOOK)』 街ぶらに女子アナはいなくていいんだよなぁ 関連記事 テレビ関係者に聞いた、二度と仕事したくない「やっぱり性格悪かった!」芸能人『噂の!東京マガジン』から、志垣太郎が消えた! テレビ関係者に広がる動揺“散歩人失格”の加山雄三、『若大将のゆうゆう散歩』早くも打ち切りか薬丸裕英、『アド街ック天国』へのモチベーション低下中? テレ東“左遷”の影響か「ちい散歩」で意外なトリビア! 他局もパロるちいちいの魅力とは? 次の記事 嵐・二宮『弱勝て』最低視聴率更新 >