宇多田ヒカル、イタリア人バーテンダーと再婚も……マスコミ内でアンチ激増のワケ
8歳年下のイタリア人バーテンダーとの結婚式が華々しく報じられている宇多田ヒカルだが、各報道で繰り返されている「厳戒体制」という言葉に、違和感を覚える芸能関係者は多いという。宇多田のマスコミ嫌いは周知の事実だが、「地元住民も落胆」という現地メディアの声を考えても、「もう少しスマートなやり方があったのでは?」と、疑問の声が上がっているようだ。
宇多田は、ファーストアルバム『First Love』が日本ポップス史上最高のセールスの760万枚、CD総売り上げ枚数が3,617万枚を記録と、まさに日本を代表する歌姫だ。それだけに国内だけでなく、現地のマスコミも式場に訪れたものの、徹底したガードで取材は受け入れなかったことが、現地で大々的に報じられてしまったのだ。
「招待客を『写真を流出させない人間に限る』として100人程度に絞ったというのは、ちょっとやり過ぎだったかもしれませんね。そこまで公にされたくないのであれば、マスコミと上手に折衝ができるエージェントを入れるか、現地メディアで報道されてしまった同地での式をあきらめればよかったのでは」(芸能プロ関係者)
ある広告代理店関係者は、宇多田のことを「取材に応じたくないのはわかるが、あれもイヤこれもイヤの対応は、まるで駄々っ子のようだ」と話す。
「逃げられれば追いかけたがる、これはもうマスコミの“習性”です。宇多田は婚約発表時に、『結婚式などを静かに済ませた後にお知らせできればと考えていましたが』と暗に日本のマスコミ、またその関係者を批判していましたが、『プライバシー権を侵害する実名報道などは控えていただきますよう、心よりお願い致します』という要請は、夫の故郷である現地メディアが反故することとなり、国内マスコミもそれに便乗。結果的にお相手の実名から挙式日程など、全てがイタリアを通じて日本に伝わってしまいました。宇多田もマスコミに祝ってほしいとは思っていないでしょうが、過剰にプライベートを隠すことによって混乱を招き、マスコミを不要に挑発する結果となってしまったわけです」(同)
宇多田は元来、こうした業界特有の錆び付いた思考を、簡単に吹き飛ばしてしまうほどのカリスマ性を持ったアーティストのはず。今回の再婚では、マスコミとのいざこざばかりが目立ってしまったが、今後は幸せな結婚生活を送ってほしいものだ。