「SKE48支配人の失言に怒号」「折り鶴企画に非難」AKB48、握手会殺傷事件で騒動多発
岩手県内で行われていた握手会の最中に、AKB48の川栄李奈と入山杏奈が一般人男性にのこぎりでケガをさせられた事件が、芸能界を震撼させている。2人の命に別条はなかったことは幸いだが、国民的アイドルの一大事として、テレビ局は速報テロップを流し、翌日のスポーツ紙も一面で報道した。前代未聞の事件だけに、その余波はさまざまな方面へ広がっているようだ。
握手会を主催したAKB48所属のキングレコードは、「制服警備員、会場整理スタッフ約100人が警備にあたっており、握手前には 両手を広げていただくチェック体制をとっておりました」というコメントを発表しているが、これに対してファンからは「荷物検査も必要だった」「50cmもあるのこぎりに気付かなかったのに?」「責任のなすりつけ合いだな」という非難の声が上がっている。
また同日に中止が発表されたSKE48の公演をめぐっては、アナウンスを行った劇場支配人・今村悦朗氏の発言を巡って、Twitter上で批判が巻き起こっている。
「今村氏は『(公演中止について)メンバーから謝罪させてください』とアナウンスしましたが、会場からは『メンバーは悪くないだろ!』というブーイングが巻き起こってしまったんだとか。その後、松井珠理奈が『(謝罪ではなく)挨拶! 挨拶!』と明るくフォローを入れたそうですが、Twitter上では、今村氏に対して現在も苦情が殺到しています」(芸能ライター)
さらにネット上では、犯人の父親を名乗る「唐澤洋 公認会計士事務所」なるアカウントが登場。「悲しいことにどうやら息子がAKBの川栄を刺したようだ」とツイートしているが、報道されている犯人とは氏名が異なっており、真偽不明の情報を錯綜させてしまったことから、炎上に発展している。
そして報道をめぐっては、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の公式Twitterアカウントが、「みんな気になる情報が入ってきたよ! AKB48のメンバーが負傷した事件のため明日の放送予定が変更になるかも! メンバーの具合が心配だなぁ?大丈夫かなぁ?」というツイートを投稿。これは、同番組のキャラクター・めざまし君が発言しているという体でのツイートだったが、口調があまりにも軽すぎるという理由から、すぐさま「不謹慎だ」という苦情が殺到し、同ツイートを削除した上で謝罪文が掲載される始末だった。
なおネット上では、ファンからメンバーに対してお見舞いのメッセージ入の折り鶴を送るという声も出ているが、「迷惑なだけだろ」「そんなもの送られても……」と非難が殺到している。しばらく波紋は続いていくことになってしまいそうだ。