嵐・二宮和也『弱くても勝てます』9.9%で一桁! 二宮も「この役をやり直す」決意表明!?
2話続けて二桁の視聴率をキープしていた嵐・二宮和也主演ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)。5月24日放送の第7話では9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、再び一桁台に突入してしまった。
初回13.4%を記録した『弱くても勝てます』は、その後の2話で11.7%、3話で9.4%、4話は7.6%と、徐々に数字が下落。5話で二桁に復活したものの、またしても視聴者が離れてしまった。
「当初はストーリーが展開するテンポが遅いという声もあり、視聴者から賛否両論の感想が上がっていました。数字が下がったことが影響しているのか、二宮は雑誌『SODA』(ぴあ)2014年7月号のインタビューで『この役をやり直そう』という気持ちで1話から4話までの映像を見直したことを明かしています。普段はあまり出来上がった作品を振り返って見ないという二宮だけに、今作のように芝居の“軌道修正”をすることは珍しいことのようです。作品に対して真摯に向き合う二宮に対し、ファンからは賞賛のコメントが見受けられます」(ジャニーズに詳しい記者)
二宮は嵐としての活動も多忙を極めているが、あらためて作品をより良いものにしようという一心で、再度役作りを試みたのだろう。今作は視聴率こそ恵まれていないが、出演者陣は野球部の監督役の二宮を中心に一致団結。物語の軸になっている高校生役の部員たちとも食事会を通じて交流を深めているという。
「撮影がスタートした後、二宮がスタッフ&キャストを集めて食事会を開いたそうで、その会がきっかけで出演者が一気に打ち解けたとか。『週刊ザテレビジョン』(角川マガジンズ)では、出演者の本郷奏多が二宮の“弱点”として『みんなで飲みに行くと、リラックスしてくれてるからか、お酒を飲んで15分もすると眠っちゃうこと(笑)』と、裏エピソードを告白しており、現場のチームワークは抜群のようです」(同)
また、今作は二宮のライバル役で歌舞伎俳優の市川海老蔵が出演しているが、二宮がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、5月25日放送)では、伝統芸能の役者である海老蔵との共演は「あの人と芝居ができるというのは、すごい貴重な財産になっていくんだろうなと思う」などと、話していた。
『弱くても勝てます』は全11話を予定している。ほかの作品には珍しく、撮影中に役へのアプローチを組み立て直し、主演として部員たちとも積極的にコミューニケーションを図っている様子の二宮。そんな彼の奮闘が報われるよう、視聴率上昇に期待したいものだ。