「ジャニーさんも敬語を使う」V6・坂本昌行、ジャニーズ最凶伝説の真相
V6の20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)の3人がパーソナリティを務めるラジオ番組『V6 NextGeneration』(JFN系)。毎週、トニセンの軽快なトークが魅力の番組だが、5月17日の放送ではリスナーからのお便りをきっかけに、ネット上でウワサになっている「坂本昌行伝説」に言及した。
そのリスナーによると、とある検索サイトで「坂本昌行」と検索をすると、一緒に調べられている言葉のトップに「伝説」という単語が浮上するとのこと。その組み合わせで検索したところ、「(ジャニー喜多川)社長が坂本さんには敬語を使う」「Jr.なのに車で仕事に来ていた」といった複数のエピソードが出てきたという。
このお便りを受け、ウワサの真偽を「ハッキリさせよう」ということになったのだが、坂本はまず、ジャニー社長が坂本に「敬語を使う」という話はまったくの「ウソ」だと主張。井ノ原が「これ、岡田(准一)が言い出したんだっけ?」と切り出すと、「そう、岡田が(話を)盛りに盛りはじめて! (敬語を)使ったの見たことありますか!?」と同意を求める坂本。しかし「ありますよ」「(社長が)肩揉んでるの見たことある。ヒジまで使ってましたよ」(井ノ原)、「ほぼほぼ(そう)ですよ」(長野)と、坂本を裏切るようにウワサを拡大していく2人。
坂本がこの話の大元の発信源は、「どう考えても井ノ原か長野以外にいないですから」と指摘すると、最初は「えー! 俺言ってないですよ。肩揉んでたぐらいしか言ってないですよ」と否定する井ノ原だったが、その後は井ノ原&長野の悪ノリが加速。
「(坂本が社長に)髪の毛を切らせてたっていう……。『今日はどうしましょう?』って(社長が)言ってたっていう(笑)。“シャキシャキシャキシャキ”って言いいながら『今日はどうしましょう?』って言って」(井ノ原)
と、あくまで「社長が坂本の髪を切っていた」という体で話を進める井ノ原。そこに長野も乗っかり、「(声マネをしながら)『これもギネス載るな~』って(笑)」。ついに2人は「バーバー喜多川」呼ばわりし始める始末だった。これには、笑って聞いていた坂本も、さすがに「後付けにしないでください!」とツッコミ。
この「坂本が社長に髪の毛を切らせていた」という話や敬語を使うというエピソードは、行き過ぎた冗談だったが、ジャニー社長が他メンバーと坂本への対応に差があるのは事実のようだ。坂本が先輩のコンサートでふざけてステージに上がったところ、楽屋に来た社長は「誰だよ! ふざけてたの!」とすごい剣幕だったが、坂本が「え? 俺だけど。なに?」と反抗的な態度で返すと、「あ、そう……」と引き下がってしまった出来事があったという。
こうしたエピソードが巡り巡って「社長が坂本に敬語を使っている」と、誇張されて伝わったのではないかと見解を述べ、「(ネット上の)伝説がひとり歩きしてる」と危惧していた坂本。今後も引き続き、新たな「坂本昌行伝説」を打ち立ててほしいものだ。