レイ・ジェイ、キム・カーダシアンとのセックステープの印税を彼女への結婚祝いに!
いよいよ今週末に迫ったキム・カーダシアンとカニエ・ウエストの結婚式。自己中心&自己陶酔的な“バカップル”なため、全米から嫌われている2人だが、世間からの注目度は非常に高く、メディアは連日報道合戦を繰り広げている。
キムは3年前にNBA選手のクリス・ハンフリーズと結婚した時、雑誌のブライダルシャワー特集で10万ドル(約1,000万円)、式の写真独占掲載で150万ドル(約1億5,000万円)、式の独占放送で1,800万ドル(約18億円)を手に入れた。そのため、たった72日間で別れてしまった時には、「詐欺だ!」「金目当てのショーだったんだ! 最初から離婚するつもりだったんだ」と散々叩かれたが、本人は、「結婚したことは本当」だとし、当然の報酬だと涼しい顔をしていた。
今回の結婚式でも大金を稼ごうと企んでいるとされるキムだが、19日、とりあえず4万7,000ドル(470万円)を手に入れたようだと伝えられた。彼女の元恋人で、キムをスターにのし上げたセックスビデオの相手を務めた、R&B歌手のレイ・ジェイが、過去4カ月分のビデオの印税をプレゼントすると報じられたのだ。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、レイはセックスビデオの印税として今年1月から4月の4カ月分の印税4万6,840.13ドル(約468万円)を、キムへの結婚祝いとしてプレゼントするつもりなのだという。
レイは昨年4月に、「I Hit It First」というシングルを発表。「ベイビーはウエストに行っちまった。でも、彼女はオレのベッドの上が一番しっくりくるんだよ」「オレが先に彼女とハメたんだからな」という、カニエに対して挑発的な内容で大きな話題となった。その後も、レイはなにかとカニエにつっかかり、今回も嫌がらせの意味を込めて、セックステープの印税をプレゼントすることにしたとみられている。なお、「TMZ」は、もし、キムがこの印税を受け取らなかった場合は、キムが支援しているチャリティー団体に寄付すると伝えており、どことなく美談っぽくまとめている。
このセックスビデオだが、2002~05年まで交際していたキムとレイが、「自分たちで見て楽しむ、プライベートビデオ」として撮影したもの。米ポルノビデオ業界大手の「ビビッド・エンターテインメント」は、07年にこのビデオを第三者から100万ドル(約1億円)で買い取り、同社のウェブで配信やDVD販売を決定。「素晴らしいビデオだから世に送り出すことにしたんですよ」と説明したものの、キムは「アタシに無断で販売するなら、それなりのお金を払って」と裁判を起こし、最終的に500万ドル(約5億円)で和解したと報じられた。その後、このビデオ流出はキムの実母が仕掛けたもので、実際には1,000万~1,500万ドル(約10億円~15億円)を手に入れたと伝えられたが、なにはともあれ、キムはこのセックスビデオのおかげで有名セレブになり、大金を稼ぐようになったのである。
セックスビデオは、『キム・カーダシアン スーパースター』というタイトルで現在も販売されている。何年たっても不動の人気を誇っているそうで、3年前にキムがクリスと結婚した週末には、200万人が有料ウェブ配信を視聴。「ビビッド・エンターテインメント」はこれまで、なんと5,000万ドル(約50億円)の儲けを手に入れた、と「TMZ」は報じている。
レイは20日Twitterに、「オレに関する報道は、なにも信じるなよ」とツイート。“うそ”というハッシュタグもつけていたが、ネット上では、「いかにもレイっぽい嫌がらせ」「金額が間違って伝えられたことが、うそなわけ?」と、レイの発言を疑う声が多く上がっている。
キムとカニエだが、結婚式を行うパリにすでに入っており、カニエはファンとの写真撮影に応じたり、サインをしたりと上機嫌。キムにいやらしい言葉を投げかけるパパラッチにも殴りかかることなく、「お願いだから、やめてくれよ」と言うだけで、大人の対応だと好意的に報じられている。一方で、キムはビッグデーを控え、若干ピリピリした様子だが、式では豪華なウェディングドレスを着て、満面の笑みを見せてくれるだろう。
カニエと結婚する今週末も、恐らく世界中の男性が「ビビッド」のウェブサイトに殺到し、若かりし頃のキムのフェラチオや、オーガズムを感じる姿を見て祝福することだろう。式には招かれることなく、一見無関係のレイも、今月は式のおかげでかなりの印税を手にするとみられている。