長澤まさみの今後の方向性を決定づけた“下乳ドレス”の破壊度
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎劣化のその先へ……
長澤まさみ、カンヌのレッドカーペットに登場! それは素晴らしいが、しかしドレスが。……下乳丸見えて。何か最近急に路線変更が急ピッチすぎないか? 「劣化」とかいうより、顔のシワや血管の浮き出方、服の選び方のベクトル、貫禄ある着こなしと、全てが「劣化」ではなく、そこを通り越して別のダンジョンに行ってしまっているよう。その「別のダンジョン」とは、「阿部知代」。まさか、あの『ロボコン』に出てたあのコが阿部知代になるなんて……。伊勢谷友介だけのせいではないだろうけど。元々あった素質が花開いただけなのかもしれないけど。でもよりによって阿部知代かぁ。ファンにとっては「熱愛」よりも「劣化」よりも、「好きだったアイドルが阿部知代化」これが一番凹むかもしれないな。
◎ある意味、期待の若手?
ガッツと根性があり、目標はいつも高めに設定。そして必ず達成する。向上心と野心に溢れ、それを実現する行動力もある。こうやって箇条書きに拾っていくと、今どき珍しいバイタリティある若者って感じだな。すごいぞ、紗栄子。やっぱり野村佐知代の跡目を継ぐのは彼女しかいない。ぜひ襲名披露式をやってほしい。国技館あたりで、盛大に。結構な人出になると思う。
◎喜多嶋舞の内心を読む
「大沢樹生、長男DNA再鑑定を18歳になるまで保留」。こう聞くと、まるで長男がまだ乳飲み子のようであるが。しかし現在17歳か。「子どもの心情を配慮しろッ!」という喜多嶋舞側の主張の苦しさたるや。とりあえず数カ月間執行猶予が与えられたわけだが。こればっかりはもう誤魔化しようがないもんな。18歳になったら、今度は「成人するまで待て」って言うんだろう。その後も「大学を卒業するまで待て」「就職するまで」「結婚するまで」って伸ばしに伸ばして、最後は息子に「イヤだ」って言わせて死守するつもりだな。しかし息子も、今は母親側に沿ってるが、もう17ならそろそろわかるだろう。自分と血がつながってないかもれない子どもを「あなたの子よ」って妻に差し出される恐怖を。カッコウのように知らずにエサを運んでいた大沢。彼に喜多嶋がひとこと腹を割って謝ったなら、「DNA鑑定」という大事にはならなかったような気がする。そうやって死んでも認めないつもりなら出るとこ出ようぜ、証拠はあるんだこっちはってなるだろうそりゃ。今頃喜多嶋舞は最後の抵抗として、藁にすがる思いで大沢の「DNA」を血眼で探してるんじゃないだろうか。「この本のページめくったところに唾液ついてないかしら」「アンタも一緒に住んでた頃のブラシとかないのッ!」「ちょっと『会いたい』つって、家行ってハブラシとかタバコの吸い殻とか持ってきなさいよ!」なんつってな。大沢の行く先々に密かに人手配してたりしてな。やりかねないぞ。大沢~、うしろ~。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。