現役アイドル「アリス十番」の麗華ちゃんが保育園から退職! 子どもたちと一緒に涙の別れ
私立小はアニメとゲームを嫌うので、排除するのか、子どもにウソをつかせるか、ご家庭で話し合っていただければと思います。ちなみに角川家は親からしてアニメ大好きなのですが、事前に何度も子どもと打ち合わせをして、面接で質問された場合の「好きなテレビ番組」を決めました。「好きなテレビ番組」はいろんな学校で聞かれる鉄板質問なので、どうか対策してほしいと思います。うちの保育園で受験を考えている家庭は、テレビアニメから遠ざけるようにしているみたいです。その子たちはディズニーアニメを中心に見ていて、『プリキュア』シリーズ(テレビ朝日系)も知っているけど反応しない基盤があるようです。興味をテレビ以外に持っていければ理想ですが、テレビに子守をしてもらわざるを得ない場合があるのも事実です。
これは余談ですが、「子どもが起きている時間は絶対にテレビをつけない」と決めていた家庭がありました。お受験で好きなテレビ番組を聞かれて、「テレビはあるけど見たことないです。お母さんが見せてくれません」と答えたところ落ちました。そこのお母様が「なんでかしら?」と言っていたのですが、それは学校側に行き過ぎた行為だと思われたのかもしれません。教育方針が強すぎると学校にとって危険因子になり得るのと同時に、子どもに選択させる力を親自ら摘んでしまっているのだと思います。誘惑はたくさんあるけど、子ども自身で断ち切って健全な生活をするのが生きる力につながると思いますね。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書に加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では6歳の愛娘の子育てに奮闘中。