ジャニーズ事務所も無関心!? TOKIO・長瀬智也、恋人発覚も盛り上がらないマスコミ
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
ゴールデンウイークのある日、母と親戚など大挙して映画『アナと雪の女王』を見る。最年長の母は70代、最年少は6歳の女の子。そして松たか子の歌が流れ始めた途端、2人が小さな声で「ありの~ままで~」と一緒にハミングし始めた。観客も歌う「シング・アロング」を行う劇場もあるというが、お年寄りから子どもまで知ってて口ずさめる歌って、本当に久々かも。映画のヒットが頷けた。
第220回(5/9~13発売号より)
1位「長瀬智也 『バイオリン美女』と“最終愛”」(「女性セブン」5月22日号)
2位「つちやかおり “暴走”に手つなぎ不倫彼が逃げ腰!」(「女性セブン」5月22日号)
3位「松本潤 井上真央 気になる年内結婚Xデー」(「週刊女性」5月27日号)
ゴールデンウイークも終わり、週刊誌業界も本格始動! しかもGW中、関係者は休んではいなかった。ゴールデンウイーク真っ只中、「セブン」が追っていたのはTOKIOの長瀬智也である。長瀬が女性とその愛猫を連れてご機嫌で向かったのは、女性の実家。長瀬は現在、女性の両親にも公認され、この女性とお付き合いしている模様だ。
この情報は昨年「フライデー」(講談社)が報じたものだが、この時は女性の素性は判明していなかった。「20代前半と思しきスレンダー美女」「バイオリンが入っているらしきケース」など断片的なもの。それが今回の「セブン」では素性が判明したためはっきりと書かれている。「29歳の美人バイオリニスト」「東京芸大出身で父親は長らく大企業の重役を勤めていた」「母親も音楽家」「長瀬との出会いは音楽番組の共演」と。
さあ、これで絞り込めると芸能マスコミやネットでは複数の女性の名前が挙がっているが――。もちろん芸能関係者の間ではとっくに特定されている。そしてジャニーズ事務所のご意向やタイミングを見て、そのうちに一斉に報道されるだろう。だが、問題はこのまま本当に長瀬とバイオリニストの交際が順調なら、という条件つきだ。
ここがキモである。なにしろ長瀬はこれまでの恋愛において次々と“残念な人”ぶりを披露してきたからだ。浜崎あゆみとの破局も、はっきりしない長瀬へあゆが三行半を突きつけたといわれ、しかし長瀬はその後も未練タラタラの様子で、「忘れ物を取りにいっていいか」なんて口実で連絡を取ってみたり、お揃いのタトゥーを消さなかったり。そして相武紗季との破局も、長瀬に愛想を突かした相武の“浮気騒動”が取り沙汰されたからだ。しかも相武いわく「長瀬は一緒にいても面白くない」だって(笑)。
もうこれで芸能界の女はコリゴリという心境にやっとなったのか、今回の女性とは既に1年以上のお付き合いらしい。だが、まだまだわからない。なにしろあゆとは7年も付き合っていたし、相武とも3年ほどは付き合っていた計算になる。長瀬は残念と同時に付き合いも“長い”。だからなのか、芸能マスコミも、そして何よりジャニーズ事務所も長瀬の恋愛に関しては、あまり熱心ではないように見える。メディア側はジャニーズをあえて取り上げるネタではないと思っているし、事務所もわざわざ圧力をかけてまで潰そうという熱意が感じられない。今回のスクープ(?)が「週女」ではなく「セブン」だったことでもそれは窺える。一応は大物タレントのはずなのに――そんな意味でも、さらにさらに残念な男、長瀬智也であった。