嵐・二宮和也『弱くても勝てます』7.6%! 「業界では腫れ物扱い」で打ち切り説浮上!?
第3話で9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の一桁を叩き出した、嵐・二宮和也主演のドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)。初回視聴率は13.4%だったものの、以降は数字が約2%ずつ減少し、5月3日に放送された第4話では7.6%を記録した。
二宮演じる臨時教師が弱小野球部とともに甲子園を目指して奮闘する物語で、市川海老蔵や薬師丸ひろ子ら実力派キャストのほか、野球部員役で福士蒼汰ら注目の若手俳優が多数出演していることでも話題になった『弱くても勝てます』。しかし、その話題性とは裏腹に視聴率は右肩下がりに減少を続けている。同じく嵐の大野智主演で『死神くん』(テレビ朝日系)も初回11.2%を獲得し、第3話では9.9%に落ちてしまったが、午後11時台放送『死神くん』より、2%以上も差がついてしまうという不名誉な傷を負ってしまった。
「視聴率のあまりの転落ぶりに、ネット上では打ち切りも説も浮上しています。とはいえ、Kis-My-Ft2・玉森裕太主演『ぴんとこな』や、関ジャニ∞・大倉忠義主演『Dr.DMAT』(ともにTBS系)も大コケしたものの、両作とも打ち切りにはなっていないので、『弱くても勝てます』も通常通り進行していくでしょう。ファンや視聴者の書き込みを見てみると、総じて『キャストや題材は良いけど脚本が悪い』という声ばかりですね」(芸能ライター)
同作はノンフィクション作家・高橋秀実氏の『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』(新潮社)を元に、倉持裕氏が脚本を担当した完全オリジナルストーリー。ドラマ版では、ストーリーに対するシビアな反応が数字に現れてしまっているようだが、制作スタッフ陣はそうそうたるメンバーが顔を揃えているという。
「プロデューサーには、かつて同枠で放送されたKAT-TUN・亀梨和也&山下智久出演の『野ブタ。をプロデュース』(同)やTOKIO・長瀬智也主演『泣くな、はらちゃん』(同)を手がけた河野英裕が名を連ね、演出に参加している菅原伸太郎も『はらちゃん』や映画化にもなった『悪夢ちゃん』(同)、嵐・相葉雅紀主演『三毛猫ホームズの推理』(同)などの人気作に携わっています。『弱くても勝てます』は数字が悪く、ストーリーも『つまらない』という悪評が聞こえてきますが、業界では同作の悪口すら言えない雰囲気。制作陣は主にジャニーズタレント出演作を手がけ、内部でも評判の高い人物だけに、業界では今作が腫れ物扱いになっているんです」(テレビ局関係者)
もはや、視聴率の挽回を期待するよりも、どこまで下げ止まれるのかが気になってしまう『弱くても勝てます』。果たして、今後の数字の行方はいかに――?