「パラダイス銀河」封印、トーク強制終了……ジャニーズに迫り来るASKA逮捕の余波!
連日のように新事実が報道されているCHAGE and ASKA・ASKAの覚せい剤所持疑惑による逮捕騒動。芸能界だけでなく世間にも激震が走ったこの事件が、現在行われているジャニーズ事務所の舞台公演にまで影響を及ぼしているという。
ローラースケートのパフォーマンスで一世を風靡した光GENJIのデビュー曲「STAR LIGHT」の作詞を手がけるなど、ジャニーズアイドルの楽曲制作に複数参加していたASKA。ほかにも同グループには「ガラスの十代」「パラダイス銀河」とヒット曲を提供しており、シブがき隊や少年隊にも曲を書いている。
「少年隊が1988年にリリースしたシングル『ふたり』は、しっとりとしたバラードで、ファンの間でも人気の名曲です。制作者が薬物を使用していたということで、曲にマイナスのイメージがついてしまうのはもったいないですね……。それに、KinKi Kids・堂本剛は初めて買ったCDがASKAのソロ曲『はじまりはいつも雨』だそうで、昨年5月発売のカバーアルバム『カバ』でも、思い入れのあるこの曲を剛がカバーしています。ジャニーズにとっても縁がある人だけに、逮捕はショックでしたね」(ジャニーズファンの女性)
今月17日にASKAが覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、チャゲアスが所属していたレコード会社・ユニバーサルミュージックは、同デュオおよびASKA名義のCDや映像商品を含む作品の回収と配信の取りやめを発表するなどの対応に追われた。音楽業界にさまざまな影響が発生する中、A.B.C-Zが座長を務め、東京・日生劇場で公演中の舞台『ABC座2014 ジャニーズ伝説』でもASKA逮捕の余波が生じているようだ。
「舞台の2幕で、メンバーの河合郁人がジャニーズのグループや楽曲に関する詞を含んだ『JRA(Johnny’s Respect Artist)』という曲を披露しているんですが、ASKAが逮捕された数日後には『パラダイス銀河』の紹介部分が別の曲に差し替えになっていたそうです。また、25日の夜公演では塚田僚一が、1幕のとあるシーンで『音楽業界でいろいろあって』と切り出し、ASKAの名前は出さないながらも『おしっこ』と、尿検査を思わせる単語まで出していました。同日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)を見ての発言だったようですが、危ない話題だけに他メンバーは大焦りで強制終了に。塚田君を舞台の袖に追いやり、『反省文書こう』と諭していました(笑)。思わぬアドリブに会場は大爆笑でしたが、あとで事務所の人に相当怒られるのではないかと心配になりましたね」(25日夜公演を観劇したファン)
タイムリーな事件だけに、公演で「パラダイス銀河」の部分が“封印”されたのは一時的な処置かもしれないが、今後はジャニーズの中でASKAに関連する楽曲はどう扱われることになるのだろうか? 楽曲に罪はないだけに、今後も後輩たちが良い形で受け継いでいってくれることを願いたいものだが――。