他人に怒らない嵐・二宮和也が、キレる瞬間とは……「オレ、怖いところあるから」
「バカにされながら仕事してんのは、すごく面白い」「自分の考えが生まれちゃうでしょ? それが一番厄介」という発言を始め、ひねくれた性格が魅力の1つでもある嵐・二宮和也。ドラマの共演者から「なにやっても怒らない」と評されるなど、ファンからしても怒ってる姿が想像できない二宮だが、そうはいってもやはり他人に感情を害されることはあるようだ。13日放送の『BAY STORM』(bayfm)では、ついに二宮が他人に苛立つ瞬間が明らかになった。
二宮がパーソナリティを務める同番組の人気コーナー「激おこモーメント」は、人とケンカする理由がわからない二宮が、番組リスナーから寄せられた「怒った・ケンカしたエピソード」を紹介する企画。これまでの放送では、夫が合コンに行くと言ってきた、母からもらったゲームを弟がなくしてしまった、部活のスケジュールが出ない、などさまざまな怒りのエピソードが紹介されてきたものの、どれも二宮の思考を経由するとやはり怒りには達さないようで、冷静に解決策や打開策を提案されて終了してきた。しかし、13日にはついに二宮の感情を刺激する投稿が現れたようだ。
今回紹介されたのは「妹が私の話を無視する」というもの。「妹の近くにあるティッシュを『取って』と言うと、私の話を無視して携帯をやり始めたりするんです。取りたくないのなら『嫌だ』と言えばいいのに無視するんです。小さいことかもしれませんけど、ムカつきます!」とお便りを読み上げた二宮は、
「(携帯いじり始めたら)言い続けると思う。オレ、そういうとこ深い人だから。うん、オレそういうところ怖いところだから。オレ、あるのよ、もう取ってもらえなくてもいいの。反応させるまでずっと言う」
と、なにやら穏やかでない発言。過去の記憶を引き出すかのように淡々とした口調で言葉を続け、
「無視されたとしたら、もうゴールはそこじゃないんだよね。取りました! がゴールじゃない、もう。そこはどうでもいいの。だって取られて渡されたら、逆にもうそれ使わないもんね。オレの場合。(略)こっちも取って持ってきたりしたら、それも無視して使わないもんね」
と、無視されることへの苛立ちのようなものをのぞかせた。しかし、それでも相手を怒る気持ちにはならないようで「やり返そうとしちゃうから、こういうの」と自身の性格を分析。無視の報復は無視で返す、というような手法で仕返しするのだという。他人の行動は意に介さないように見える二宮だけに、意外な反応だといえるだろう。
しかし、そんな自分のこれまでの姿に考えるところがあったのか、「やっぱそういう時には怒って。怒るべきだったんだろうね、ワタシもね」と何やら過去に同様の出来事があったかのようにシンミリと語っていた。
物事に執着がなさそうで、揉め事を嫌う二宮からは想像できない一面がのぞいた今回の“無視”エピソード。「そうなんだよね、闇が深いんだよ」と自身について語っていたが、一体どれほどの深い闇を抱えているのか……。最後には「非常に怖い終わり方しましたね(笑)。都市伝説みたいな怖さを残して」と自嘲していた二宮だが、キラキラの国民的アイドルの内面に潜む「怖いところ」は何なのか、ファンは興味半分心配半分で気になってしまいそうだ。