カルチャー
「女子力」の卑俗な捉え方が浮き彫りになった小保方問題
2014/04/18 20:00
先般より「STAP細胞は存在するのか?」、「論文は捏造だったのか?」という疑惑の渦中にいる小保方晴子さんですが「リケジョの新星」としてポジティヴにデビューを飾った当初から「女性だと普通に研究しているだけでマスメディアに騒がれて大変だな」と思っていました。
本来であればこの問題も「正当な科学的な手続きを踏んだか否か」、「科学者としての倫理」を問うべきお話であるはずです。そして、その手続き上の誤りや研究手法に問題があったことは事実でした。これは小保方さんだけの問題ではなく、そういう人物を研究チームのリーダーに登用した理化学研究所という組織や教育の問題もある。しかしながら、まるで彼女だけが(なにがしかの悪意をもって)問題を引き起こしたように扱われている気がします。
これを期に、もっと前向きな議論をするのであれば…
最終更新:2014/04/18 20:00