アンチも思わず「いい奴じゃん」と認めた、テイラー・スウィフトのファンへのサプライズ
会場の入り口の前に立っていたジーナはテイラーを見て口をあんぐりと開けた後、弾けるような笑顔で歩み寄り、ギュッと抱きついた。会場にはすでに招待客が集まっており、誰もがテイラーの姿にびっくり。声は入っていないが、テイラーはジーナとまるで長年の友人のように笑顔で和気あいあいと会話をし、彼女の友人たちとも気さくに話し、写真撮影にも応じていた。動画の中のテイラーは控えめに振る舞っており、招待客の中に見事に溶け込んでいる。「自分はこんなにファン思いなのよ」とアピールするためにちょこっと顔を出したわけでも、「セレブの私が来てあげたのよ」としゃしゃり出るわけでも、歌いだすわけでもなく、ジーナの幸せを願う友人というスタンスでパーティーに出席したのがよくわかる。
ビデオの最後には、「親愛なるジーナ」「私をブライダルシャワーに招待してくれて、ありがとう」「……あなたの人生にも招待してくれて、ありがとう(2007年からだものね!!!)」という言葉が流れ、ジーナとの自撮り写真、友人たちとの写真、みんなで変顔している写真などが流れる。
大喜びしたジーナは「インスタグラム」に、テイラーがブライダルシャワーに来てくれたこと、もらったプレゼントなどの写真を掲載。プレゼントは高級卓上ミキサーや「ル・クルーゼ」の鍋といった台所用品、テイラーが描いたシンプルな絵、テイラー自身が焼いたチョコチップ・クッキーが入れられた大きなジャーには手書きのレシピが貼られている。これを見たテイラーのアンチたちは、「嫌みなオンナ!」「これまで私たちがブライダルシャワーで贈ってきたプレゼントがクソみたく見えるじゃん」と悪口を言いつつも、「でも、ファンのためにここまでやるなんて、いい奴じゃん」と評価。テイラーはビデオをアップするまでファンのブライダルシャワーに行ったことを公表していなかったため、アンチは「ここまでファンにしてあげたのに、それをアピールしないのもいい」と思ったようだ。
実はこのジーナ、単なるファンではなく、テイラーがデビューして間もない2007年から彼女を応援している筋金入りのファンである。ファンミーティングなどのイベントにも出席しており、大ブレイクする前からずっと変わらず自分を応援してくれるジーナのことを、テイラーは特別な存在に思っているようだ。ジーナもTwitterで、「実はテイラーのマネジメントチームは、『時間がないから無理だよ』と言ったんだって。でも、テイラーは『オハイオに行くの! 結婚式には行けないんだし、特別な日には出席するって約束したのよ』と言ったんだって」「パパが運転手さんから聞いた話によると、テイラーは朝の1時にやっぱり行くって決めてくれたんだって。運転手さんには、『時間通りに着かなくちゃいけないの』と言ってたんだって。本当にうれしい」とツイートしており、通常のファン以上の関係だということがわかる。
テイラーの公式サイトに掲載された動画には1500を超えるコメントが寄せられており、その大半がファンを大事にする彼女のことを絶賛するもの。普段はかみつきやすいアンチも、テイラーの素のやさしさにノックダウンさせられたようである。