ジャニーズの“記事潰し”手法が丸わかり、少年隊・植草克秀のDV&再婚報道
そんな「自身」であるが、トップ特集の中森明菜ネタはなかなかナイスである。引きこもり中の明菜を支えるマネジャー兼恋人の存在は有名だ。明菜と唯一コミュニケーションがとれ、マスコミにとっても大きなルートの1つだから。だが、今まで彼の肉声が伝えられることはほとんどなかった。
そして今回「自身」はこのマネジャーを直撃、20分というかなり長い時間、話しを聞くことに成功している。それによれば、明菜の体調は「まだ全然」で、状態は悪いこと、そのため治療を続けていること、復帰のメドも全然何も決まっていないことなどなど。さらに「自身」は今年正月に報じられた「明菜が神主と結婚」についても質問するが、恋人兼マネージャーであるにもかかわらず、「わからない」し、「聞けないし聞きたくもない」らしい。あの情報は、引きこもりの明菜に新しい恋人ができること自体不自然だし、“トンデモ”偽情報というのが定説だから、まあ当然の反応だろう。
そしてこの直撃からわかること。それは明菜が全幅の信頼を寄せ、同じマンションに住んでいる恋人兼マネージャーといえども、明菜の傷を癒やすことはできない、そして腫れ物に触るような関係ではないかということだ。明菜の人間不信はこれまでも多々語られてきた。近藤真彦との別離、家族との確執、何度もマネジャーを切り、仕事関係者にも疑心暗鬼――。唯一このマネジャーだけが頼りではあるが、それでもかなりの距離感を感じてしまう。
人生一度と思い込んだ近藤との恋愛に破れ、裏切られ、それが明菜の心を壊してしまった。だが考えれば、明菜ほど純粋な女性も珍しい。明菜とよく比較されるのが松田聖子だが、郷ひろみとの別離会見で涙を流した直後に神田正輝と結婚し、離婚。その後も数々のスキャンダルを撒き散らしながら芸能界で堂々の地位を確立した。一方明菜は、近藤との恋愛を引きずりつづけて、壊れていく――。
芸能界という魔界を生き抜くには、聖子の生き方が正しく、そして明菜はあまりにも脆かったのだ。だからこそ、表舞台に出てこない明菜の復帰をファンはずっと待っている。だがマネジャーの言葉からは、明菜の復帰は遠く、というか本当に復帰が実現することなど不可能とさえ思えるものだ。そんな意味でも貴重なマネジャーの“肉声”記事だった。
中山美穂、辻仁成夫妻の離婚騒動で、ありがたくないトバッチリを受けたのはおそらく三谷幸喜ではなかろうか。三谷の再婚相手「yuma」はかつて辻のご寵愛を受け、南果歩との離婚の原因にもなった女性だ。そんな女性と再婚した途端、中山、辻の騒動が勃発し、「yuma」と辻のかつての関係が掘り返される。そして「yuma」が妊娠していることも発覚したが、そんな“おめでた”さえ、この騒動の“流れ”で報じられる始末。
「週女」はそんな三谷に直撃するもスルーされている。でも、このネタはやはり面白い。辻の元恋人が三谷の現妻――ってだけで笑えるから。さすが喜劇王! 私生活でもやってくれます(笑)。