両乳をポロリから○○? エマ・ワトソンのおもしろ動画が世界中で大人気
映画『ハリー・ポッター』シリーズのヒロイン、ハーマイオニー役を10年にわたり演じ、美少女子役から華麗な清純派女優へと見事に成長したエマ・ワトソン(23)。ここ数年は清純派からの脱却を試み、『ブリングリング』(2013)では悪女役に挑戦、レッドカーペットなどでは濃いアイシャドウを入れて大人っぽさを演出し、セクシーなドレスを着て登場することが多くなった。
子役時代のイメージから抜け出そうと奮闘しているエマだが、同じように出世作のイメージを払拭しようと必死なマイリー・サイラスのように、露出したりエロ路線に進んだり、酒や麻薬に溺れてパーティー三昧だったり、ということは一切ない。セクシーなドレスを着てパンチラした際も、はいていたのがきわどい下着ではなく矯正下着だったことでファンを安心させたものだった。真面目で気高いイメージをキープしているエマには、『ハリー・ポッター』時代からのファンが大勢ついており、人気は衰えることを知らない。
そんなエマが、ドタバタ爆笑コメディ番組『モダン・ファミリー』で爆発的な人気が出た“ちょっとエッチでお下品”なイメージを持つ爆乳女優ソフィア・ベルガラだったというGIF動画が、画像共有サイト「imgur」に掲載され、大流行している。
話題になっているGIF動画は、先月「YouTube」にアップされたもので、インタビューを受けているエマがもぞもぞと肩を触ったかと思ったら、黒のドレスから両乳をポロリとむき出しに。胸の下に両手をもぐり込ませ、首、顔を引き伸ばしながら脱皮し、その下から現れたソフィア・ベルガラが笑顔でチロリと舌を出しながら、エマの抜け殻を左手に持つというもの。映画『ミッション:インポッシブル』のマスクを剥がすシーンに似ているのだが、マスクは胸の部分まであり、グニョグニョしていてリアル。動画は22秒と短いが、気味悪さとおもしろさが絶妙に混ざり合って、インパクトは強烈。現在までに230万回以上再生され、「imgur」にGIFが載せられたことで、ネットで爆発的なヒットとなった。
この動画をYouTubeに掲載したのはcurveballbeというユーザーで、概要には「Kerryのオリジナルのビデオに感謝。オリジナルはこちら」とURLが貼られており、クリックするとKerry Johnsonという人物が2011年にYouTubeに掲載した「スーザン」と名付けられたシリコンマスクを着脱する動画に飛ぶ。オリジナルの動画で、スーザンという名前のついたシリコンマスクを着けるのはKerryなのだが、顔にはモザイクがかけられている。curveballbeは、このモザイクにエマとソフィアの顔を貼り付ける編集処理を行ったのだ。もちろん、ただ単純に顔を貼り付けただけでなく、何かを熱く話しているエマが、唐突に乳をポロリと出しグニョグニョと脱皮し、ドヤ顔のソフィアが「ジャ~ン」と登場するというストーリーにフィットした彼女たちの動画を合成したわけであり、この見事なセンスにネットユーザーたちは脱帽。清純女優のエマが、コロンビア訛りの英語でお下品なキャラクターが当たり役となった爆乳女優のソフィアだったという発想も最高で、英米の大手マスコミも報じる騒ぎにまで発展している。
気になる「スーザン」というシリコンマスクだが、顔だけでなく胸や背中までつながっているベストのようになっており、男性がドレスを着ても巨乳がついているのでサマになる仕組み。流行しているcurveballbe編集の動画では、乳首を消す処理が施されているが、シリコンマスクには濃い色のリアルな乳首がついておりオリジナルの動画でもそれが確認できる。顔の表情は仮想や変装に使われるおもしろマスクとあまり変わらないもので、シワがまったくなくのっぺりとしているので、アップで見るとかなり気味が悪い。しかし長髪ウィッグにサングラスをかけていればリアルに見えないこともなく、500ドル(約5万円)という値段を「安い」と考える人も少なくないようだ。
今回、この動画がここまで爆発的に流行したのは、なんといってもエマの世界的な人気が背景にあるから。新しい役どころに果敢に挑戦し、気品を保ちながら素敵な女優へと成長し続けるエマの今後のさらなる活躍を期待したい。