カルチャー
夫の求める役割をこなす妻の「ゆるキャラ」ライフ
2014/04/02 20:00
テレビドラマや映画や小説や漫画にて、妻と愛人のよくある対立構造を見かける度、どちらかの立場を選択しなければならないとするならば後者だが、どちらも男の求める「役割」を象徴する型でしかないようなら、どちらの型にも嵌りたくないと考える。
その理由はとてもシンプルだ。私は「役割」ではなく、誰一人として同じ人生を歩む者のいない唯一無二の生身の人間、林永子である。どうして何より尊重されるべき個々の命や心、男女のつがいの数だけ存在するそれぞれの愛の在り方が、ただの型に迎合しなければならないのか。
最終更新:2014/04/02 20:00