グウィネス・パルトロー、離婚発表直後に元カレとのキス写真を報じられる
「ハリウッドで最も嫌われているセレブ」に輝いたことのある女優グウィネス・パルトローが25日、ロックバンド「コールドプレイ」のボーカルで、夫のクリス・マーティンと離婚することを発表した。時間をかけて話し合った末の円満な別れを強調している彼女だが、過去に何度も不倫報道が流れ、クリスの方も浮気がウワサされていることから、離婚が囁かれていた。ネット上でも、「よく今までもった」「クリスは、あんな高飛車な女によく付き合ってこれた」「お互い浮気三昧だったんだから当然の結果」と冷ややかな意見が多く上がっている。
プロデューサーの父、女優の母を持つ業界のサラブレッドとして知られるグウィネスは、『恋におちたシェイクスピア』(1998)でアカデミー賞主演女優賞に輝いた。ここ数年は『アイアンマン』シリーズでの活躍が話題となっており、40歳を越えた今も出演オファーを受け続けているという。私生活ではブラッド・ピットやベン・アフレック、ブライアン・アダムスやスコット・スピードマンら、イケメンたちとの交際を経て2003年12月にクリスとできちゃった結婚。04年5月に長女を、06年4月に長男を出産し、子どもたちとたわむれる姿がよくパパラッチされるようになった。
その一方で次から次へと男を替える尻軽オンナと言われたり、長女をアップルと名づけたことで「変な名前をつけたバカ親」と叩かれたり、グウィネスが手掛けるウェブサイト「goop」は高級志向のライフスタイルばかりを提案している自己満足ウェブサイトだとバッシングされたり、ジェイ・Zとカニエ・ウエストのコンサートに興奮して白人なのに「ニガー」とツイートし、黒人をバカにしたと大炎上したり。年を追うごとにアンチの数は増え、今や「ハリウッドで最も嫌われているセレブ」の頂点に立つありさまとなっている。
グウィネスとクリスは最初のうちは頻繁にパパラッチされていたが、04年以降は一緒にいるところを撮られる頻度がぐっと減ってしまった。夫婦でレッドカーペットやイベントに出席することもまれで、彼女は「セレブだからってプライベートをさらけ出すような夫婦でいることが当然だとは思わない」「クリスもそう思っているの。だから私たちはレッドカーペットに一緒に行かないのよ」と公言。プライベートを大事にする夫婦でいたいと明かした。
しかし、次第に2人は仮面夫婦なのではないかとゴシップされるように。09年にはクリスが女優ケイト・ボスワースと、11年にはグウィネスが人気テレビドラマ『glee/グリー』のマシュー・モリソンと浮気したというウワサが流れ、13年に入ると、クリスがバンドのメンバーと一緒に住む豪邸を購入しようとしたのにグウィネスに阻止された、クリスは別居したがっていると伝えられるように。
昨年末には、人気ファッションエンタメ誌「Vanity Fair」が「グウィネスと億万長者ジェフリー・ソファーが、08年に不倫関係にあった」という記事を掲載する準備を進めており、これをグウィネスが必死で阻止しようとあの手この手を使っていると報じられ、「尻軽グウィネスらしいスキャンダル」だとアンチは大喜び。グウィネスがセレブの友達に、「アカデミー授賞式後に『Vanity Fair』が主催するアフターパーティーに行かないで!」と頼むEメールを送っているともいわれている。
この「Vanity Fair」騒動で悪くなったイメージを回復する思惑からか、昨年12月は一家でハワイ旅行を楽しみ、今年1月にはショーン・ペン主催のチャリティーイベントやゴールデングローブ賞にも夫婦で出席。1月28日にはリース・ウィザースプーン主催のチャリティーイベントに現れたが、これを最後に2人が一緒にいるところはまた見かけられなくなった。そして、再びグウィネスに「エンタテインメントの訴訟に強い弁護士と親密な関係にある」という浮気報道が流れ、クリスも今年のグラミー賞アフターパーティーで美女たちといちゃいちゃし、2人もお持ち帰りしたとゴシップされるように。もうこの頃には2人は、完全に破局していたのだろう。