「放送できない!」嵐・櫻井翔映画イベント、報道陣激怒の東宝の大失態
18日、東京・日本橋の江戸桜通りで映画『神様のカルテ2』のPRイベントが開催された。主演の嵐の櫻井翔と宮崎あおいは、和装で人力車に乗って登場、レッドカーペットならぬピンク色の“桜カーペット”を歩いた。
集まった1,000人のファンと取材陣が囲むカーペットを、桜の花びらを撒きながら闊歩した櫻井と宮崎。大歓声で迎えられながら、櫻井は「花咲かじいさんの気持ちでした」と笑顔で話すなど、イベントは大成功のように見えたが、裏ではマスコミによるイザコザが起きていたという。
「今回は囲み会見などが設けられておらず、イベントの様子を撮影するだけのはずだったのですが、『ZIP!』(日本テレビ)のスタッフがカーペットを歩いている途中の2人に声を掛けて、インタビューを撮り始めたんです。最後には『ZIP!』の決めポーズまでお願いしていました」(ワイドショースタッフ)
元々の予定にはなかった行為だけに、「番組タイトルが入ったマイクを向けていたし、スタッフも写り込んでいた」(同)ため、何の説明も受けていなかった他局は「この映像では放送できない」と激怒したのだという。結局使えるシーンは限られたものになってしまい、翌朝の各ワイドショーでのこの場面は、日テレ以外はどの局もかわり映えしないものになってしまった。
「実は配給・宣伝の東宝が当初、『ZIP!』の単独インタビューの時間を設けていたらしいのですが、直前にNGが出てしまい、急きょ中止になっていたそう。そのあたりの意思疎通がうまくいっておらず、他局は何も知らない中で、日テレは強行手段に出てしまったということみたいです」(同)
東宝は各局から大目玉をくらったというが……そんなドタバタ劇をみじんも感じさせない笑顔で、『ZIP!』ポーズを決めた櫻井と宮崎には拍手かも?