長澤まさみ、年収1億円!? 所属の東宝芸能関係者が「ギャラ不満で退社」説を否定
女優の長澤まさみ(26)が、所属する東宝芸能を14年ぶりに移籍すると一部週刊誌で報じられた。長澤といえば先日、俳優・伊勢谷友介(37)との破局が報じられたばかりだが、移籍のうわさに関係しているのだろうか?
2012年夏、ドラマ共演で意気投合し、交際に発展した長澤と伊勢谷。その後、長澤が6カ月間の長期台湾ロケに参加することになったが、初の海外ロケでの不安を伊勢谷に相談したことで、2人の仲は深まったという。
長澤が帰国してから同棲生活が始まり、マンションの近くの大型スーパーでは、仲良く白菜やねぎなどを買い物するす姿も多数目撃されている。マスクやサングラスで変装しない2人は、近隣住人からも好感を持たれていたようだ。そして、「結婚は、時間の問題」という話が飛び出すに至った。しかし、その直後、破局報道が流れた。理由はお互いが多忙になってしまっての“すれ違い”だと伝えられている。激しく燃え上がった恋は、散り際もあっけない……ということなのだろうか。
長澤は00年『第5回東宝シンデレラ』オーディションで、応募総数3万5,000人以上の中から見事に栄冠を勝ち取った。デビューして14年、出演した映画は20本以上、ドラマは約40本、舞台やドキュメンタリー、カルピスやロッテなどのCMにも出演し、さらにはラジオ番組のパーソナリティーや大手企業のイメージキャラクターも務めている。先輩には沢口靖子、斉藤由貴、水野真紀らがいるが、いまや東宝芸能の稼ぎ手ナンバーワンであり、彼女1人の稼ぎだけで、年間約20億円を楽に越えるという。
しかしそんな長澤のギャラが「年収2,000~3,000万円程度」という情報が流れた。そして、事務所に対して不満を抱き始めている……と。その裏には、どうやら恋人といわれた伊勢谷の存在があるようだ。
かつて大物演歌歌手が、妻に迎えることになる女性歌手に「ギャラが安すぎる。事務所は君で○○億円稼いでいるんだから。もっともらって当たりまえ」と吹き込み、大騒ぎになった出来事があった。伊勢谷もそれと同様に、長澤に事務所への不満を抱かせるようなことを吹き込んだのではといわれているのだ。芸能事務所は、売り出すときに莫大な経費を掛かる。「売れたらギャラ寄こせ。出してくれなきゃ、さようなら」では、芸能事務所なんて商売はやっていられない。
女性週刊誌記者は、「長澤の契約満了は3月末。世話になった会社の幹部が2年連続で相次いで退社した。信頼できる人がいなくなったから、辞めると言い出しているのでしょう。ギャラの問題は伊勢谷さんの吹込みが大きかったようだ」と語ったが、そんな中、当の東宝芸能関係者から、今までの説をひっくり返すような証言を得ることができた。
「ギャラの問題で揉めているのはウソです。総額はいえませんが、活躍に見合ったギャラは支払っていますよ。皆さんが思っているような金額じゃない。お金の話は、女優の夢を壊してしまうので表には出したことはありませんが、ズバリ長澤の年収は約1億円です。年によって若干変わりますけどね」
一番の問題とされているギャラがこの値段であれば、長澤がデビュー当時から所属する東宝芸能を退社するわけがない。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。