カルチャー
プラム麗子のブラック恋愛道「BLACK MEN ONLY」vol.17

もう海軍には行けない! ブラックガイとのセックスが「横須賀基地“出禁”騒動」に!

2014/03/16 19:00
Photo by Reiko.Plum

 さて、前回は横須賀の海軍に所属するブラックメンのお話をお届けしたけど、もう1人、“英会話講師”として目星をつけてた人がいるって話までしたわよね? その人も、前回と同じサイトで見つけた人だったんだけど……、やっぱり自分で探すと、どうしてもブラックメンになっちゃうのよねえ。

 というわけで、私好みのブラックメンだった彼。ここからは便宜上、前回の人をA、今回話す人をBと呼ぼうと思うんだけど、そのBも、なんとAと同じ横須賀の米軍、しかも同じ海軍所属だったのよ! こんな偶然ってある?

 でもまあ、同じ海軍といえども、人数も多いだろうし、お互いがお互いを知ってるなんてことはないはず、と思った私。しかも、目的は英会話なわけだから、問題はないはずよね、現時点では。

 で、そのBとは、渋谷でごはんを食べたりしながら、けっこう熱心に英会話を頑張ってたのよ。Bはけっこう早口な人だったから、「スローリーでお願いします」って言いながらも、なんとか英会話を修得しようとトライしてたわ。Bも、Aと同様にとってもいい人だったから、私、ちゃんと英語でお礼を言いたくて、その日は会う前に「今日は楽しかったわ。また会おうね」って英語を事前に勉強をして行ったの。その気持ちを正直に言葉にしたんだけど……、どうやらその言葉が愛情表現の1つだったらしくて。

 次のレッスンでは、Bの家に遊びにいくことになったんだけど……、もうご想像のとおりよ。でもね、Aとは違って、残念ながらBとのセックスはまったく肌が合わなかった。ほら、いつか話したと思うんだけど、Bは私の嫌いな細長いサイズの持ち主だったのよ! はー、ガッカリ。でも、不思議とBとは恋人関係みたいな感じになっちゃって、もう付き合っているような感覚で彼の家に遊びに行くようになってたのよね。

 ちなみに、海軍ってほら、海に出ているとなかなか連絡が取れなかったりするじゃない? そういうわけで、Bからは家族ににしか教えないような軍のメールアドレスとかも教えてもらって、「海に出てる時は、こっちに連絡して」って感じで言われてたの。軍のアドレスを教えてもらえるなんて、なんか特別でしょ? でも、その特別感がよくなかったのかしら……。

 というのも、いい時ってのは続かないのよ……。最初はBはやさしくていい人だと思ってたんだけど、いつからか、風邪を引いている私に対して「スーパーで買い物してきてよ」とか言ってきたり、会うor会えないでケンカになったり。次第に、メールでまでケンカするように。でも、内容はすべて英語だから、Bからメールで文句を言われても、すぐに返事できるワケじゃないじゃない? ましてや、海上とのメールのやりとりになると、なぜだか最初に送ったメールよりも、後に送ったメールが先に届いたりして、もうめちゃくちゃなのよ。

 そんなわけで、もうメールでけっこうな別れ話まで発展。そしたら、その流れでBからこんなメールが届いたの。「実は、キミのことを知っている友だちがいる」ーー。イヤな予感よね……。そう、そのBが言う“友だち”というのは、Aのことだったのよ!

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