安田美沙子、事務所突破婚だった!? 三十路グラドルとジリ貧プロの知られざる攻防戦
三十路をすぎた有名グラドル勢では、もはや「最後の独身」状態だった安田美沙子が、交際中だった経営者兼デザイナーの下鳥直之氏との入籍を発表した。最近は「激ヤセ」くらいしか話題のなかった安田だが、ようやく大きな安定を手にして、ひと安心といったところだろうか。
安田の熱愛といえば、やはり2009年1月に、双方とも交際を認めた城田優がまず思い浮かぶ。両者は約2年後に破局が明らかになり、その後安田は12年に下鳥氏との交際が伝えられるまでは、特に私生活が取り沙汰されることもなく、粛々と芸能活動を行っていた印象だ。しかし昨年11月に、バラエティで「プロポーズしておくれやす」と発言するなど、結婚への意欲を強くアピールするようになっていた。
「実は安田は昨年夏頃から、所属事務所を移籍しようと画策していました。移籍先として狙っていたのは大手事務所・ホリプロ。準レギュラーの『アッコにおまかせ!』(TBS系)つながりで和田アキ子に相談をしていたようで、移籍は現実化しつつあったとか。しかし結局のところ現所属事務所に勘づかれてしまい、こっぴどく怒られて破談となってしまったのですが」(芸能プロ関係者)
安田の所属事務所は、かつて最前線のグラドルを何人も擁する大手プロだった。しかし所属タレントの高齢化や、AKB48の台頭によるグラビア業界そのものの“衰退”もあって、前線で活動を続けるタレントは安田のほかに鈴木紗理奈、ラブリくらいになってしまった。
「今回の結婚発表ではっきりしましたが、安田が事務所を抜けたかった理由は、ズバリ結婚をしたかったからでしょう。事務所唯一の看板タレントだった安田の結婚は、事務所の存亡にさえ関わる問題。そこで安田は、結婚に関する縛りがゆるい他事務所への移籍を考えたという流れですね。しかし、安田も現在31歳ですし、いつまでも男性ファンがついてくるはずもない。結果的には、事務所の意向に沿わない“突破婚”と相成ったわけですが、周囲もあきらめの心境だったのかもしれません」(同)
こうして、無事に入籍を済ませた安田。下鳥氏は一部報道で、11年の年商が4億円と伝えられているセレブだけに、いつまでも過去の栄光にすがる所属事務所に比べれば、先を見据えた堅実な選択だったのではないだろうか。