「お前の元カレのベロの方が汚い」、キス拒絶でマイリー・サイラスとケイティ・ペリーがディスり合い
歌手のケイティ・ペリーとマイリー・サイラスがネット上で火花を散らし、話題を集めている。
2008年に、女の子同士のキスを歌った「キス・ア・ガール」で一気にスターダムを駆け上がったケイティ。ポップでガーリーな世界観は、幅広い年齢層からの支持を得ている。一方のマイリーは、ディズニーチャンネルで世界的なアイドルになったのに、数年前「こんなのアタシじゃない!」と遅めの反抗期に突入。どこでもおかまいなしに尻をふりながら舌を突き出す仕草をするようになり、度が過ぎたエロパフォーマンスで、世間から冷たい目で見られている。
共通点が少ないように見えるケイティとマイリーだが、授賞式やパーティー、イベントなどで会えばにこやかに交流し、互いにファンだと公言してきた。先月22日には、ケイティがマイリーのコンサートツアー『Bangerz』を鑑賞。ステージの間近でコンサートを見ていたケイティに気がついたマイリーは、彼女を手招きし、2人はキスをしたのだが、すぐにケイティが怪訝な表情になって身を引き、手で口を拭く姿がパパラッチされた。その動画はネット上に流出し、「マイリーが舌を絡めようとしたからだ」「ケイティにはその気がないのに、マイリーがまた暴走した」と大騒ぎになった。
ケイティはこのコンサートの後、5月からスタートさせる自身のコンサートツアーのプロモーションのためオーストラリアを訪問。朝の人気トーク番組『Sunrise』にゲスト出演した際、マイリーとのキスについて聞かれ、「私はね。フレンドリーな女子チューをしようと思って、とことこ歩いて行ったの。よくある軽いチューをしにね。でも彼女は頭を動かしながら、奥深くに入ろうと迫ってきたの。だから、サッと身を引いたのよ」と言い、顔を横に背け手を前に出す拒絶のポーズをした。そして、「どこ舐めたかわかったもんじゃないベロを……」と目をパチクリしながら戸惑いの表情を見せ、「ホント、なにを舐めてきたんだか。忌まわし過ぎるベロじゃない!」と毒を吐いた。
この発言にネット上は、「やっぱりケイティはマイリーのことを嫌がっていたのだ」とお祭り騒ぎに。「マイリーは、体はいいけど顔が垢ぬけないバターフェイスだし」「マイリーはポルノ歌手だから」とマイリーを貶す意見があふれ、「ケイティももうすぐツアー始めるし、その宣伝でしょ」とケイティもケイティだと呆れ返る意見も出ている。
オーストラリアでのインタビューだったことから、ケイティは気を緩めベラベラと本音を語ってしまったのだろう。しかし今はネットの時代。マイリーはこの発言をすぐに知ることになり、6日、Twitterに「ベロがどこ舐めてきたのか心配なの? なら、アノ人が元カレでよかったね。だって、み~んなカレのベロがどこ舐めてきたか、知ってるもんねっ」と、ベロの絵文字入りでツイート。ケイティがインタビューでマイリーをディスっているキャプチャ画像も字幕入りで掲載し、ストレートに攻撃。
この元カレとは、言うまでもなくケイティが破局したばかりの歌手ジョン・メイヤーのことを指している。プレイボーイで知られるジョンは、これまでジェニファー・ラブ・ヒューイット、ジェシカ・シンプソン、ミンカ・ケリー、ジェニファー・アニストン、テイラー・スウィフトらとの交際歴があり、タブロイドを賑わせてきた。マイリーは、「ジョンが誰と付き合ってきたか、みんな知ってるもんね~。誰のどこを舐めましてきたか、わかってるもんね~」と生々しく皮肉ったのである。
この嫌味な発言にケイティがどう応戦するのかに注目が集まったが、ケイティは、「ウ~ ガルガル! イギリスで会ったら最上級の尻たたきするからねっ」とツイート。文の最後に、ベロの絵文字と「ベイビー」を意味する「bb」を付け、友好的であることをアピールした。この対応で、ケンカを買わなかったケイティは大人だと株を上げた。
行動は奇妙だが頭の回転は速いマイリーは、ケイティのこの対応にすぐさま反応。「嫌なふりなんて、しないでよ~」とツイートとともに、元凶であるコンサートのキスを描いた水彩画を掲載した。このマイリーの対応に、ネット上では、「マイリーは、まだまだディスる気マンマンじゃないのか」という意見が飛び交っている。
「キス・ア・ガール」が「ディス・ア・ガール」になってしまったと大騒ぎされているケイティとマイリーのキスをめぐるディスり合い。ケイティが一歩引いた形となったが、マイリーはまだまだ“やる気”を見せているだけに、このまま事態が収束するか、誰も予想できない状況になっている。