『ウォルト・ディズニーの約束』は、半年間セックスできなかったエマ・トンプソンの熱演を見ろ!
――近日中に公開される洋画作品の中から、ジュ~シィ~GOSSIPを生み出した作品をピックアップ! まっとうな映画批評や見どころはするっと無視して、撮影前後に起こったGOSSIPをわざわざ掘り返し、いらぬ見どころをお教えしま~す!
『ウォルト・ディズニーの約束』(3月21日公開)
【ストーリー】
1961年、娘と愛読書『メリー・ポピンズ』を映画化すると約束したウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、原作者パメラ・L・トラヴァース(エマ・トンプソン)と待望の交渉を始めるのだが、気難しい彼女はダメ出しばかりでうまくいかない。「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマソングなどを手がけてきた、ディズニーが誇る作曲家のリチャード・シャーマン(ジェイソン・シュワルツマン)とロバート・シャーマン(B・J・ノヴァク)兄弟が自信を持って作った曲にも顔をしかめ、周りを困惑させる。ディズニーの運転手ラルフ(ポール・ジアマッティ)には少しずつ心を開くようになるものの、映画化に向けての話はスムーズには進まない。
なぜ、彼女はこんなにも頑固なのか。その謎を解く鍵は、映画化製作秘話の合間に頻繁に登場する、少女時代のパメラの回想シーンにある。メリー・ポピンズはおばのエリー(レイチェル・グリフィス)がモデルだったこと、またパメラが父親トラヴァース・コブ(コリン・ファレル)のために作品を守ろうとしていることを知ったウォルトは、映画化実現の最後のチャンスをかけて、彼女とある約束をする。
【GOSSIPハイライト】
■主演を蹴ったメリル、ウォルトの悪口を言いまくり
本作品の主役は当初、大女優メリル・ストリープにオファーされましたが、交渉は決裂。なぜ彼女が引き受けなかったのかは明かされていませんでしたが、今年1月、実はアンチ・ウォルト・ディズニーだったことが判明。某授賞式で賞を獲得したエマ・トンプソンのプレゼンター役を務めたメリルが、「ウォルト・ディズニーは人種差別者で男尊女卑だった」と熱く語りだし、会場をドン引きさせたのです。しかし、世間は「時代が時代だから仕方ないのでは」とディズニーに同情的で、逆に『ウォルト・ディズニーの約束』のよい宣伝になったと言われました。
■トム・ハンクス、ディズニーランドの汚れた秘密を知り驚愕
ディズニーランドで撮影することを楽しみにしていたというトム・ハンクスですが、スタッフからさまざまな裏話を聞き、「知らない方がよかった……」と後悔したとのこと。中でも一番驚いたのは、1994年にクローズした、「トゥモローランド」と「ファンタジーランド」を結んでいたロープーウェイ「スカイウェイ」。「なんでやめちゃったんだい?」と質問したところ、スカイウェイの中でセックスをするという不届き者があまりにも多かったためだと告げられ、びっくり仰天したと明かしていました。
■エマ・トンプソン、パーマのせいで6カ月間セックスできなかった!
気難しい性格の主人公を熱演したエマ・トンプソンは、役づくりのため60年代になやったキツキツのパーマを当てていたのですが、「本当、悪夢だったわ」「街を歩くと、みんな私のことを見てクスクス笑うのよ。おかげで、撮影中の6カ月間、セックスできなかったわ」と激白。でも、ストレートに気持ちを表現し、失礼な態度を取るパメラ役を演じるのはとても楽しかったとも明かしており、素晴らしい作品に主演させてもらい光栄だとも述べていました。
【この映画の見どころ!】
エマのセックスライフを半年もの間邪魔したきっついパーマ!!