「まだ興業的価値有り」斎藤佑樹、ネットでの“口だけ番長”人気で球界再評価?
野球界ではまもなくメジャーリーグがキャンプイン。ヤンキースに移籍した田中将大が、1年目からどんな成績を残すかに注目が集まっているが、かつて田中よりも世間から期待されていた、北海道日本ハム・斎藤佑樹投手は、今や「口だけ番長」に成り下がっている。
昨年、故障でほとんど一軍での登板ができなかった斎藤。日本ハムの二軍本拠地兼練習施設である鎌ヶ谷では、「随分と寂しい思いをしたようですよ」とスポーツ紙プロ野球デスクは語る。
「高校時代からずっと注目の的でしたから。早稲田大学卒業後、プロ入り1年目にはキャンプ地の沖縄・名護にワイドショーのリポーターがこぞって取材に訪れ、球場は平日にもかかわらずぎっしり満員。まさに“佑ちゃんフィーバー”が連日巻き起こっていたのですから。本人も、それに乗っかって、今も女性関係は結構派手な方(笑)。ローカル番組のお天気お姉さん、小林麻耶以外の女子アナ数名などと、親密な関係がずっとうわさされています」(同)
もっとも、プライベートではテレビの取材に対し、「(高級外車の)カイエンに乗って、(東京の一等地)青山にマンションを買いたい!」と語り、ネット上では「斎藤」と検索をかけると、続く検索文字には“カイエン”“青山”が候補に出る始末。「日ハムナインからも、実際に『口だけ番長』『口だけ佑ちゃん』と陰口を叩かれている」(同)状況だという。
しかし、そんな斎藤に朗報も。先日、沖縄・名護で行われたおよそ10カ月ぶりの実戦マウンドには、佑ちゃんフィーバーや昨年の大谷翔平フィーバー以来となる、3,000人ものファンが球場に殺到したようだ。
球団からも「まだ、斎藤には興行的価値がある」(球界関係者)と判断されたようで、「今後も、紅白戦や対外試合での先発マウンドを踏むチャンスを与えられるメドがついた」という。
「“口だけ番長”とは言われているものの、知名度は球界随一といってもいい。あとは、どれだけ結果を残せるか。この世界、要は結果を出せれば汚名返上は、容易にできますからね」(同)
斎藤は、2014年のシーズンは「25勝する」と明言。そのビッグマウスぶりに、ネットユーザーから非難の声が上がったが、「ファンやネット上で叩かれるのを恐れているようで、これでもビッグマウスぶりは、鳴りを潜めているぐらい」(同)という。早く実績を出して、再びかつての「ハンカチ王子ファン」を、球場に引っ張り込んでほしいものだ。