嵐、15周年記念は「やることはないじゃない」? 『アラフェス』国立の予定は……
今年の11月3日にCDデビュー15周年を迎える嵐。ジャニーズ内でもグループの記念日は5年刻みでお祝いされることが多く、10周年の2009年に発売されたアルバム『All the BEST! 1999-2009』には、メンバーがファンへの感謝の気持ちを込めて作詞した「5×10」が収録されているが、今年はどんな企画が待っているのだろうか? 2月16日放送のラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)では、二宮和也が嵐の15周年に言及した。
この日の放送では、過去に嵐が山中湖に1泊2日した“強化合宿”にかけて「今年は15年目ということで合宿みたいのをやる予定はあるのですか?」というリスナーからのお便りを紹介。続けて「今年も嵐それぞれ忙しいと思いますが、そんな企画をファンとして待っています。これからも応援していきます」というメッセージを読み上げた二宮は、
「ありがたいね。いやぁ信じられないよね。ありがたいと思うよ。こう、15年も活動させてもらえるってのはさ。(中略)こうやって支えていただいて、応援してもらっての15年だからね」
と、感慨深げにコメント。ところが、メモリアルイヤーについては「でもさ、15周年ってオレ意外とさ、中途半端だなぁと思ってるんだけど。どう思う?」と、疑問を呈した。
「15年って、べつに何かそんな……長くそこまで続けているのはスゴイなと思うけど。でも、それってやっぱり応援してくれる人がありきの話じゃない?(中略)イマイチ、ピンとこないんだよね。いや、だから祝っていただける15年っていうのはありがたいと思うよ。それはありがたいから、祝っていただけるんだったら『ありがとうございます』っていうことにはなるけど、自分たちで何かやるってことは“15年だから”っていってね? だからって何かやるってことは、あんまりないんじゃないのかなぁ?」
と、二宮は正直に15周年には特に重きを置いていない考えを示した。最後の「15年だから自分たちで何かやるということはないのでは」との言葉は、ファンにとってはショックな一言だろう。実はこの二宮の発言以外にも、嵐メンバーの松本潤や櫻井翔も雑誌や新聞のインタビューで、15周年についてあまり「意識していない」と語っており、メンバーの大半が15周年について「区切りの年」だとは受け止めていないようだ。
しかし一方で、「週刊女性」1月21日号(主婦と生活社)によれば、嵐の15周年イヤーに際して「事務所サイドも、大がかりなプロジェクトをいくつも用意している」という。同誌では、そのプロジェクトの1つが、国立競技場が改修工事に入る前の6月に嵐が『アラフェス』を開催することだと伝えていた。
先輩であるSMAPも06年のデビュー15周年記念日には、国立競技場で会場のファンと一緒にケーキやシャンパンで派手にお祝いをしており、本人たちにその気がないとしても、お祝いの場が設けられる可能性は十分にある。ファン思いの嵐だからこそ、きっとなにかファンへのサプライズを用意してくれるはず……と、朗報を期待したいところだ。