サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「steady.」が脱・ダサいに乗り出した!! カルチャー [女性誌速攻レビュー]「steady.」3月号 「もうダサいとは言わせない」OL御用達雑誌「steady.」が大胆なキャラ変!! 2014/02/23 17:00 女性誌速攻レビューsteady. 「steady.」2014年3月号(宝島社) ここ数カ月、「steady.」(宝島社)が徐々に変化をしているように感じていたのですが、ついに今月号で大改造が行われていました! 表紙のゆるふわな雰囲気は相変わらずですが、「『洗練』と『地味』境界線はココ!!」なんていう強気な感じの特集が組まれ、モデル陣の入れ替わりも。一体、「steady.」に何が起こったのか、詳しく見ていきましょう! <トピック> ◎「洗練」と「地味」境界線はココ!! ◎30歳のメイク、これが正解! ◎働くママの妊娠&復職リアルレポート ■ガチなモデルが「steady.」見参!! まずモデル陣についてですが、今月号では、さまざまな雑誌でひっぱりだこのヨンアが登場しています。以前、表紙にタレントとして出たことはありましたが、モデルとしては初ではないでしょうか。そして、第1特集の「『洗練』と『地味』境界線はココ!」のメインには、2009年のミス・ユニバース・ジャパンである絵美里の姿が。私は「steady.」で、こんなに細長いスタイルのモデルをいまだかつて見たことがありません! 「洗練」や「絵美里」というキーワードから、薄々勘づかれた方もいるかと思いますが、この特集では、ブルーなどのクール系の色使い、ボトムスもパンツやタイトスカートが主流のファッションを紹介しています。「steady.」特有の、敵を作りにくい女の子らしい甘さは、一体どこに消えたのでしょうか。しかも、掲載されているアイテムにも、「1万円以下」というプチプラしばりもありません。「もうダサいとは言わせない」という気概すら感じさせます。 その上、誌面を飾るキーワードに、「アラサー」や「30歳」が多くなったのも気になります。今までは、OL向けというくくりはあったものの、特に30歳をターゲットにしていたことはなかったはずなのですが……。 ■脱・過保護雑誌の第一手 「steady.」が、急に30代をターゲットにしてきたことは、「30歳のメイク、これが正解!」という企画からもわかります。最初、パラパラっとページをめくっていたら、「しっとりした大人の女」が出てきたので、びっくり! 今までの「steady.」の雰囲気とは違うので、間違って別の雑誌を買ってしまったのかと思ったくらいです。 12次のページ Amazon 『Steady.(ステディ)2014年 03月号 [雑誌]』 関連記事 マスコミ、アパレル、プレス……「steady.」がキラキラ横文字へのあこがれを捨てた!自分を磨いて待ってます――「steady.」の新理想像「可愛い大人OL」が怖い!「steady.」恋愛特集に吉田豪登場、女子によるモテ論争から一歩前進?「夫の肩書き」「出会い方」を省略、「steady.」結婚式企画の淡白さついに言ってしまった! 読者に「そこそこ女」という名称を与えた「steady.」