Sexy Zone、前作超えの初日6.6万枚も「ゆずを恐れて」緊急企画でドーピング!?
2月19日発売のSexy Zoneの2ndアルバム『Sexy Second』と、関ジャニ∞の新シングル「キング オブ 男!」が、ともにアルバム&シングルのオリコンデイリーランキングで1位を獲得した。両作とも前作を超える順調な滑り出しで、週間ランキングでも良い結果を残しそうだ。
前作『one Sexy Zone』以来約1年3カ月ぶりの『Sexy Second』は、2月18日付のアルバムデイリーランキングで6.6万枚を売り上げ、首位に登場。前作の初日売り上げ3.9万枚から大幅アップに成功した。
一方、関ジャニ∞の「キング オブ 男!」も、同日のシングルデイリーランキングで17.2万枚を記録。メンバーの大倉忠義主演ドラマ『Dr.DMAT』(TBS系)の主題歌で、今年1月にリリースした「ひびき」の初日売り上げ10.9万から大きく跳ね上がった。同曲が主題歌となっている生田斗真主演映画『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2月15日公開)は、動員ランキングで公開から8週連続1位だったV6・岡田准一主演『永遠の0』を超え、首位に君臨。映画、主題歌ともに好スタートを切った。
「関ジャニ∞は、通常盤&初回限定盤A・Bの3種リリースで前作より1種類多い上に、各限定盤に付くDVDの内容が異なっていること、また店頭抽選会を実施しているのも売り上げがアップした理由だと考えられます。それより売り方が“悪質”なのはSexy Zoneですよ。発売1週間前に『アルバム4種類のうち2枚を購入した方の中から、抽選でSexy Zoneコンサートバックステージ&プレゼントお渡し会にご招待する』という緊急企画をHPで発表したんです」(ジャニーズに詳しい記者)
さらに特典はこれだけではなく、アルバム4種類(初回限定盤A&B、通常盤、Loppi・HMV限定盤)ごとにそれぞれ別パターンあるオリジナル待ち受け画像のプレゼントや、対象店舗でのグッズ抽選会、SHIBUYA TSUTAYAで購入すると「Sexy Zone絵柄の袋を配布」など、次々に「緊急企画」を追加していった。
「同日はゆずのアルバム『新世界』と発売が重なっていましたが、ファンの間では『ゆずとの激闘が予測されるため、慌ててファンを釣る企画を用意したのでは』などと言われており、レコード会社側の魂胆は見透かされていたようです。発売前からあの手この手で売り上げを伸ばそうと必死なのがミエミエでしたが、結果的にゆずは3.2万枚だったので、この策略は功を奏したようです」(同)
2012年中頃から、メンバーの松島聡&マリウス葉にCDジャケット写真の扱いや衣装などで“格差”が生じていたSexy Zone。今回のアルバムのパッケージからは、格差も解消してきたように感じられるが、CD発売のたびにこのような複数枚購入を促すキャンペーンを続けているようでは、ファンの懐が痛む一方。「“ドーピング”なしでCDが売れるのは嵐だけ」とネットでもいわれているが、複数買いを当然のことのように促すキャンペーンはいつまで続くのだろうか。