「斗真を感じながら……」嵐・相葉雅紀、生田斗真からの誕生日プレゼントを愛用

　この秋公開される、嵐・相葉雅紀の単独初主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』。すでに先月クランクインしているが、例年にない寒波の中の撮影は、さすがの相葉でも体にこたえるだろう。しかし、そんな彼の身も心も温める、あるうれしい出来事があったという。2月14日『レコメン！アラシリミックス』（文化放送）で、その出来事を語ってくれた。

「（生田）斗真が、僕の誕生日……12月24日で過ぎているのに、会った時に誕生日プレゼントって持ってきてくれたのよ。これから撮影するにあたって、やっぱり寒くなるから！　ってダウンジャケット、ベンチコートか。ベンチコート的なやつを買ってきてくれてさ～」

　斗真とは、もちろん生田斗真のこと。映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）では、主演映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』が初登場1位に輝き、興行収入2億円を記録する大ヒットとなっている。そんな心強い相棒が、単独初主演映画に挑む相葉と共演し、脇をがっちり固めてくれるというわけだ。

さて相葉は生田からのプレゼントに対し、「毎日着てますよ。斗真を感じながらね？　着てますよー」となんだかうれしそう。そもそも、2人が知り合ったのは今から17年前のJr．時代。嵐・松本潤、二宮和也を加えた4人で「MAIN」（松本のM、相葉のA、生田のI、二宮のN）というユニットを結成し、「嵐」の結成前まで活動を続けていた。

　中学生や高校生だった当時のエピソードは、これまでもテレビ番組や雑誌などでいくつも語られている。1997年に舞台『Stand by Me』に立った4人。公演の本番前、生田と松本がじゃれ合っていた勢いで机の上にあったトンカチが相葉の足に落ち、激怒。2人に、後ろから太ももに激しい蹴りを入れた話や、生田が松潤のゲームソフトにスプレーをかけて壊してしまった話、合宿中に二宮と相葉が、寝ている松本の鼻にカラシを塗るというイタズラを仕掛けた話などなど……。

　そんなヤンチャ時代をともに過ごしてきた相葉と生田が、映画『MIRACLE～』で『Stand by Me』以来17年ぶりの共演を果たすとは、Jr．時代から見守ってきたファンとしては胸が熱くなるだろう。「斗真を感じながらね」というその言葉は、相葉お得意のオチャラケでも何でもなく、まぎれもない本心だろう。

だが相葉は今、悩んでいる。何かお返しに生田にプレゼントしたいのだが、生田の誕生日は当分先の10月。ということで、「なんでもない時に『コレ使って』ってゆうのもさ～、気持ち悪いじゃない」と、渡すタイミングを考えあぐねているのだ。クランクアップの日か、完成披露の時かはわからないが、「オレ、お返ししようと思う」と語る相葉であった。