コラム
仁科友里の「女のためのテレビ深読み隔週報」

「下ネタ大好き、自称・非モテ女」の教祖・小島慶子が教えてくれる、女の真実とは?

2014/02/19 15:00

 ちなみに日本一の似非サバサバ女、コジケイこと小島慶子も下ネタがお好きである。冒頭のセリフはコジケイお得意の「貧乳ネタ」である。この「貧乳」と「非常階段でセックスしたことがある」「ドラッグストアのお兄さんは、私の生理周期を知っている」が、コジケイ三大下ネタだと私は勝手に思っているわけだが、コジケイ下ネタには「排泄系」がまったくないのが特徴である。理由は簡単、排泄系は美しくないので、マニアの男以外は欲情しないからだ。野放図にぶっちゃけているように見せて、自分に有利な下ネタだけ披露して、男の劣状を煽るとは、さすがコジケイ、あっぱれである。

 「コジケイの打ち明けてくれたコンプレックスに茶々を入れるなんてひどい!」「コジケイの告白に勇気づけられた女性もいるのに!」とコジケイファンは言うかもしれないが、最後に1つ付け加えよう。

 本当に貧乳がコンプレックスなら、写真集であんな面積の小さい水着を着て、あんな恍惚とした顔を浮かべませんよ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。
ブログ「もさ子の女たるもの

最終更新:2015/02/10 17:22
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