嵐新曲「Bittersweet」、前作より初日売上8万枚減!? 原因は「MVがしょぼいから」?
松本潤主演ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)の主題歌になっている嵐の新曲「Bittersweet」が、2月12日に発売された。10日付のオリコンデイリーランキングでは見事に1位を獲得したが、発売初日の売上が前作より8万枚も下回る結果となってしまい、ファンから驚きの声が漏れている。
昨年のオリコン年間ランキングで最多6冠を達成するなど、ジャニーズ事務所で最もCDが売れている嵐。今回のシングルはデイリーで15.1万枚を売り上げ、2位のファンキー加藤「My Voice」の1.8万枚と大きく差をつけて大勝しているが、昨年5月発売の「Endless Game」が初日に23万枚を記録したため、前作割れのスタートに。嵐のシングルの初日売り上げが20万台を切るのは、初日17.9万枚だった「To be free」(10年7月発売)以来だという。
「嵐のシングルの初回盤はMVが付くので、『amazon』などのネットショップで予約開始とともに受付終了となってしまうことが多いんですが、今回は一度締め切られた後に受付が再開されていました。どうやら、1月末にワイドショーで解禁されたMV映像を見て、思ったのと違う内容だったことから、キャンセルした人が多かったみたいです。実際、MVは手抜きで制作された感じがします。歌番組では、大野(智)君が振り付けしたかわいいダンスを披露してるんだから、ダンスシーンを収録してほしかったですね」(嵐ファンの女性)
今回は初回盤に付いているDVDがファンの期待を裏切る内容だったことで、初回盤よりも収録曲が2曲多い通常盤に切り替えたファンも多いようだが、売り上げ枚数低下には、別の事情も関係しているようだ。
「初日の記録が10万台だったことで『嵐の人気が低下した』という印象を与えてしまいそうですが、今回のシングルが前作割れした背景には、発売日が大きく影響しているようです。本来は発売前日に入荷するはずのCDが、『Bittersweet』の場合は前日の火曜日が祝日だったため、早い店では月曜日から店頭に並んでいました。15.1万枚は月曜日の売り上げであり、火曜日に店頭に出すところもあるでしょうから、初日だけでは『売り上げが下がった』とは言い難いですね」(ジャニーズに詳しい記者)
初日の売り上げ低下はCD出荷日も要因にあったようだが、果たして週間ランキングではどれくらい売上枚数が伸びるだろうか?